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<米国株アメリカ株テクニカル分析ブログ>ソシアルアドバンテージ 香港株、米国株、運輸株、エリオット波動、乃木坂、北野日奈子、九州のブログ

新幹線が日本の経済の停滞を決めたのかな

鉄道は経済的な輸送手段だ

トラックよりたくさんの貨物をトラックより安く運べる
環境にも優しい

私はこの連休新幹線で出掛けたが、気づいたのが「新幹線が日本経済を停滞させてる」ということだ

新幹線が日本経済の敵なのだ

まず思ったのは「新幹線の運賃が高い」ということ

新幹線の切符は高い、株主優待券やその他を使っても高いと感じる

新幹線の運賃が高いのは、鉄道業の構造が関係している

鉄道はとても高額な設備&不動産を必要とする巨大な資本集約的な産業だ

だからまず線路、駅舎、整備工場に始まりたくさんの土地が必要でそこに数万キロのレールを敷く、そこには大量の枕木や石や土が必要だ

資本主義の国であるアメリカですらアチソントピーカサンタフェ鉄道などの初期の鉄道企業には無償で土地を提供した

で、資産て毎年税金かかる

だから資本集約的な企業である製鉄業や製紙産業、その他の製造業などは24時間休まず操業しないといけないのだ

で、資本集約的な産業は設備の稼働率が製品価格に直結する

そこで考えてみて欲しい

新幹線は「専用の高架」と「専用のホーム」で「専用の車両」を運用する

さらに「旅客」を乗せるのみで、貨物は運べない

夜は旅客が少ないから営業運転できないし保線も夜やってる

朝5時以降から夜11時までが新幹線の稼働時間だ

約18時間が新幹線の稼働時間なので1日の75%しか使えていない非効率さだ、
車両の稼働率というのは財務面で見るととても重要な項目で、車両の稼働時間は、
単純に資産収益率に影響してくる
だから、タクシーでは1台の車両を2人以上で共用している会社もある

新幹線は設備と建物を普通列車と共用できないことでコスト面で不利だ

コスト競争力が新幹線の弱点だ

中国沿岸部や日本の太平洋ベルト地帯のような世界でも例外的な人口密集地域でないと、採算が合わない

他の地域ではコスト面で飛行機と在来型の鉄道に負ける

飛行機の旅客輸送はコスト構造が鉄道と違い、違う点は固定費と変動費の違いだ

<飛行機と鉄道のコスト構造違い>

・飛行機は飛行場を行ったり来たりして客を輸送して利益を上げる
この時、多くの場合飛行場は『公営』であることが多くこれは先進国の多くでもそう
航空会社はハンガーや受付やラウンジなどを空港運営会社から借りることで利用する
というかそもそも航空機リースの企業があるから機体も借りれる

だから、航空会社は『利益が出る』と考えた空港だけに就航すれば顧客のニーズをある程度推測できる
採算が合わなくなれば撤退する

また、機材の多くは簡単に下取りに出すことができるものが多く、飛行機本体に始まり、機内のトイレの便器まで下取り価格がつく

・一方鉄道は全ての資産を保有する
地面に始まり線路、ホーム、整備工場、車両、とにかくいろんなものだ

鉄道企業は解散価値が現在価格を常に下回る

なぜなら鉄道会社の保有する不動産の多くはその鉄道会社しか必要としない土地であることが多く、
売ろうにも売れない土地が多い
これから鉄道が来なくなる駅前の土地が売れるだろうか?
山奥の線路の幅の土地12kmを買いたい人はいるか???
いつか売れると思った分譲予定地を計画通り売りさばけるか?
鉄道会社の保有する優良不動産は田舎の土地と相殺されてしまう

さらに、日本の鉄道会社の車両は海外ではなかなか売れない

なぜなら車両の車輪の幅が狭軌なので、ごく限られた国しか引き取りてはいない

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日本以外の三六軌間
1,067mmの軌間を採用する国・地域の例は次の通り。

アジア
台湾(台湾鉄路管理局のみ)
香港(市街電車のみ)
フィリピン(マニラ・ライトレールを除く)
インドネシア
樺太(ロシア広軌:軌間1520mmに全面改軌中)
オセアニア
オーストラリアのクイーンズランド州、西オーストラリア州、南オーストラリア州、タスマニア州
ニュージーランド
アフリカ
コンゴ民主共和国、ザンビア、モザンビーク以南の南部アフリカとタンザン鉄道 - ただし南アフリカ共和国ではメートル法の採用時に軌間を1,065mmと定めているが、実質は同じである。
スーダン
ナイジェリア
ガーナ
ラテンアメリカ
コスタリカ
エクアドル
ハイチ
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さらに鉄道は運用システム含めての輸出が必要なのだが、日本レベルの高度なシステムを求めている国はまだまだ少ない

世界では鉄道の定時運行を求めている国のほうがが少ないのだ

コスト競争力の弱い新幹線は専用設備のせいで新興国市場では勝ちにくい

そして、日本でも九州や東北では乗車率が低い

なぜなら鉄道の主要な顧客である「通勤通学」の客が少ないからだ

九州も東北も低賃金すぎて通勤に新幹線使えるやつなんてほとんど存在しない


関東の新幹線通勤ならどうか?

JR東海のHPを見てみた

新幹線定期券フレックス(通勤用)フレックスパル(通学用)

朝も少しゆっくりでき、通学なら下宿よりずっと経済的な新幹線の通勤・通学用定期券です。

区間    フレックス フレックスパル
      1ヶ月用 3ヶ月用 1ヶ月用 3ヶ月用
東京~品川 36,270円 103,370円 34,680円 98,840円
東京~新横浜47,580円 135,610円 39,320円 112,060円
東京~小田原72,580円 206,870円 53,140円 151,460円
東京~熱海 85,410円 243,450円 60,120円 171,420円


新幹線は日本人にも贅沢なのだ、いや、言い間違えた九州と東北には贅沢なのだ

日本の鉄道会社が地域別で最低賃金と賃金水準も地域別なのだから関東と同じように考えてはいけないのだ

東京の黒字で北海道の赤字をほてんできないのだし九州の赤字も補填できない

だったら新幹線などほんとはいらなかったのだと私は分析する

新幹線によって在来線、つまり「低速の鉄道」が駆逐されてしまい日本では安価な移動手段がなくなってしまった

越後ときめき鉄道や肥薩おれんじ鉄道のように低速の各駅停車だけが残り、特急や急行車両が無くなった地域は、
お金のない人にとっての選択肢から新幹線によって鉄道が外れたのだと私は思う

狭い範囲での人の移動手段から鉄道が外れたのは新幹線のせいだ
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