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日本人はもう一度集まって住まないと行けないが、その意志も物件もない 

 日本人の近代は明治維新の頃から太平洋戦後しばらくまで、大家族で暮らしていた

武士、農民、商人、職人、僧、神官、みんな集まって暮らしていた



というか近代以前もそう

今のように、独身や核家族はあんまりいなかった

なぜなら農業や漁業にはたくさんの人手が必要だし、商売も武士も家族の人数が多いほうが有利だったからだ

仕事の主体が、1時産業から2次産業(工業)に変わるに連れて、個人の生産性と可処分所得が増え、
少ない人数で家族を構成することが可能になった

こうして子どもたちは家を出て一人暮らしする時代が訪れ、
結婚することで所帯を持つようになった

そして家庭の数が増えることにより大量生産された工業製品を各家庭が購入することにより、
日本の工業国化が進んでいったわけだ


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つまり親世代と長男家族が同居していれば1台でいい洗濯機や冷蔵庫、コンロなどを、日本の家庭が分散化する中で、
生産量を吸収できるように、分散化していったのだ



つまり「個人の生産性が上がったから個人の可処分所得が増え、農業から工業に産業が変化することで子どもは家から離れる時代がやってきた」というわけ




総世帯数が増えると生活必需品を買うために、消費は増える

しかし問題が起きた、ある段階で個人が必要とする生活必需品が増えすぎたのだ
昔ならいくつかの家電だけで完結していた消費生活が、個人の可処分所得を越えたのだ

テレビ、冷蔵庫、洗濯機、照明器具、コンロ、電話機などで生活は完結していたのに、
掃除機、携帯電話、パソコンなど金がかかるものが増えすぎた

だから今度は日本人は集まって住むことを思い出さないといけない

集まって住めば、冷蔵庫、洗濯機、照明器具、コンロなど「使用頻度が低いが高額な商品」の購入金額を、
増えた家族数で頭割りできるので、生活コストが低下し可処分所得は増える(理屈上は)

収入が一定なら集まって住むことで、参加者の豊かさは上がるのだ

他にも「トキワ荘」のような生活はどうだろう?

トキワ荘:藤子F不二雄、藤子A不二雄、を始めとする漫画家たちが好んで住んでいたアパート

トイレも風呂も共同で使えば他人同士でも、生活コストを下げられる

しかし、今の日本人にはそんな暮らしはもう無理だろう、例え高くても自己完結した「個室」を望む、
「甘え」というかそういうものを、日本人は知ってしまったからだ

さらに物件もそうで、日本各地の賃貸物件はその多くが単身者用で、2〜4人の家族用物件がそれに続く、
また一軒屋の貸家も同じく2〜4人の家族を想定とした間取りで、3LDKや4LDの物件がほとんどだ
都市部など2LDKで4人家族が暮らしている家庭もある



つまり昔の規模の家族構成はもう無理

政府は相続税や住宅地開発などで、3LDK4LDKの家が大量生産されるのを放置している

これからの時代、2人の親の所得では、家庭の必需品を維持できなくなる可能性があるというのにだ…

より低い水準で暮らすか、もっと働くか、日本人は選択を迫られている

個人の所得で生活必需品を揃えられない時代はもう来ている
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