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イギリス多国籍銀行の興亡 日本企業の現状 移民どうする OJTは徒弟制

たまには「厚い本」を読むべきだ

今日はイギリスの多国籍銀行についての本を読んだ(こういう本好き)

大英帝国は人類の歴史初の地球規模の「帝国」だ、その経済活動が内から外へ国内から国外へ拡大していく中で、
イギリスの銀行も海外へと進出していった
覇権社員

私の手元にある本によると、イギリスの多国籍銀行は、パブリックスクールを出た出身者を採用していおり、
学力は社交性や運動能力ほど重視されなかった
現地に溶け込む能力こそ重要で、本国からの十分な指示や支援が受けられない中、
自分で問題を解決する能力が求められた


行員はみな同じ寮に住んでいた

イギリスの銀行は帝国主義によって発展したが、人種差別によって衰退した


まず、イギリスの銀行はイギリス国内の企業の活動に併せて海外展開を求められ、進出していった

イギリスの銀行の優位性は「世界最大の金融市場」にあった

ロンドンは世界中の通貨決済の場所であり、債券の発行場所であり、金融取引の中心だった

南アフリカやオーストラリアは国内だけでは各種債券を消化できなかったので、ロンドンの金融市場が必要だったのだ

この本によると面白い発見があった、それはイギリスが世界中に残した少数民族問題だ、
「イギリスはある民族を支配するために他の民族を利用した」という批判が歴史を知る人達の間にある

しかし、実はそれは違ったのだ

なんと理由は「出世」が原因だったのだ

例えばアラビア地域にあったイギリス植民地の場合だ

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植民地が開発され豊かになってくると、地元の住民たちはより高い地位と報酬を得たがった、しかし、イギリスの銀行のイギリス人は地元の住民たちを本国の頭取にするつもりも無かったし、彼らの下で働くつもりもなかった
そのため地元の住民たちは地元政府や地元の銀行で働き始めた、その為パキスタンやインドから従業員を採用しなければ行けなかった
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つまり地元民はイギリス銀行にいても出世できないから地元の公務員や銀行に入ってしまい、
よその植民地から人を連れてくるしか無かったのだ

イギリス人は地元民を安い給料で使おうとしたが地元民は安くじゃ働かない、だからインド人やパキスタン人を連れてきたのだ


イギリス銀行は最初業務をイギリス人で独占していたが業務の拡大と共に外国人を内部に受け入れていった
そして最後には外国人たちがイギリスの銀行の事業分野(為替融資送金)などを奪っていきイギリス多国籍銀行は衰退していった


これは日本企業の衰退にも当てはまる

日本企業は海外に進出しても現地人に高い地位を与えない
実際日本本国にも外国人社長なんてなかなかいない

日本人は外国人なんてなんとも思っていないのに外国市場で戦ってきた
しかしイギリスの多国籍銀行の例を見れば行き詰まるのは明白だ

実際すでに日本企業のしていることにオリジナリティはほぼなくなった、
日本企業が作るものの多くは他国の企業も作れる

この本が興味深かったのは、イギリスの多国籍銀行も、古い日本企業のように年功序列とOJTを
採用していた所だ

業務の中で人材育成をするOJTはその業務を習うにはいいが「体系的な教育」には劣る
OJTは独習だからだ

これでは人材の計画的な育成はできない

日本企業の多くもOJTを「教育制度」と言っている例が多い

しかし実際には「何をすればいいですか?」と先輩社員に聞きながら働くので、教育というよりか「徒弟制」
なってしまっている

さらに興味深いのは移民で、イギリス国際銀行は現地で雇えなくなった行員を他の地域から連れてきた

同じく日本企業も日本人にまともな給料をはらう代わりに、外国人を労働者として日本にまで入れようとしている

イギリス多国籍銀行の例を出せば、おそらく人種対立の原因になるとかんがえられる


日本はそうでなければいいのだが…
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