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米国株テクニカル分析ブログ ソシアルアドバンテージ 香港株、米国株、エリオット波動のブログ

ショッピングモールからカテゴリーキラー(専門店)へ、個人サイトから楽天アマゾン、そしてカテゴリーリーダーへ 進化するアメリカ小売業

アメリカの小売業の株価の凋落が止まらない 

TGT(ターゲット)の株価がまだ下げると私は予測しているし、JCP(JCペニー)の株も弱い、メイシーズなんか
さんざんだった、取り引き時間中17%も下げたからだ過去4年間の最安値を付けている

最近大阪を感じたことなのだが、百貨店の商売はもう終わりなんじゃないかと考えている

これまでアメリカで起きていたのは、百貨店の中にあった部門が「専門店」として創業され、効率よく運営され、
それまでより大きな売上高を上げてしまうという「専門化」の流れ

部門に襲いかかるから「カテゴリー(部門)キラー」というわけだ


私が今回考えたのは、ウェブサイトの「カテゴリーキラー化」についての可能性だ

リアル店舗は

商店(単独)→商店街(複数化)→百貨店(複雑化)・スーパーマーケット(巨大化)→専門店(専門化)

という流れを取ってきた

各ジャンルの代表的な例を出すと

商店(単独):田舎の国道沿いや集落内の住人だけを相手にするとても小規模な店、現代でも地方の田舎や、離島で見れる
店舗の主人の「手が届く範囲」で生鮮食品と日用品などを売る
割高な売値だが、そもそも店の選択肢が無いのと他のライバルがいないので利用される
現代ではコンビニという「組織化された」個人店舗が増えたが、
従来なかった「フランチャイズ料」が経営を圧迫している

商店街:これは地方の数万人単位の都市にある少なくとも10軒以上の個人店舗の集積で、商店会、通り会など、緩い連携関係にあることが多い、それぞれの店舗の業種はこれまでの歴史の中で住み分けをしてきている
小規模事業者の集まりだが、地域の行事を支えているのは彼等の無償労働で有ることが多い

スーパーマーケット:野心的な経営者が自らの店舗を巨大化させ、生鮮三品(肉・魚・野菜)とグロサリー(生鮮以外の食品&日用雑貨)を備えた店舗を構えた店舗タイプ
全国チェーンはイオンやイトーヨーカドーが当てはまる
地域や県ごとに2〜3ほどの小規模チェーンが生き残っていることが多い

また、ホームセンターもここに加えていいと思う、ホームセンターは雑貨や金物店の巨大化であるといえるからだ

専門化:これはABCマートやヤマダ電機、Ks電気のように、特化していった店舗と言える
私が子供の頃は、郊外のスーパーマーケットの中にも電気製品売り場があって、30万円もするようなパソコンやワープロなんかを売っていた
しかし、電化製品を専業で扱うことで巨大化することができると知った強力な販売店各社は巨大化の道へ進んだ

現代社会ではほとんどの小売店舗がこの中に含まれる

さあ、ここから今後のウェブ通販の方向性について考えてみようと思う

これまでネット通販は創成期の手作りの個人ページの販売ページ、楽天市場に登録する「楽天市場」、巨大な組織である
アマゾンと変化してきた

個人ページ(個人商店)→楽天(商店街)→アマゾン(スーパーマーケット)

まず、「ネット上の世界は現実と同じように動くが少し違う」という前提を私たちは再認識すべきだ

これはとても大事なことだ
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地球と同じような大きさの星惑星Xの上で、重力が少しだけ小さければ地球人はすごいジャンプ力を発揮するだろうし、
逆に重力が惑星Xでは少し大きいなら、地球人は歩くだけで息切れするはずだ

だけどぱっと見は、ほぼ同じ大きさなので、訪れた地球上は違和感を感じるが、星の大きさの差を知らない間は、原因がわからないので悩み続ける

つまり理屈を知ることと経験の違いだ
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まず違う点を列挙しよう

1.学習速度が早すぎる
2. 容易に国境を超える
3. 先行者に絶対的な有位がある
4.一番人が集まるということに価値がある
5.  地理的隔絶性を越えて行動しないといけない


この5条件が現実世界とネット世界の大きな違いだ

1つ目の学習速度の速さというものは、ようはシステムの更新速度のことだ、
例えばスーパーマーケットやコンビニの場合、売り場レイアウトを変更することは「ほとんどない」
これは現場の主任や店長にもその権限は与えられていない場合がほぼ100%で、これまでの経験上のなかで、
編み出されてきた、店舗レイアウトになっている

だから、全国のスーパー、コンビニ、ディスカウントストアの店内の棚の配置はほとんど同じで、そこには多様性は見られない

さらに、仮にもしレイアウトを変更する場合にはリアル店舗では閉店してからでなければ棚の移動ができなかったりするので、1日がかりの作業になるし、冷蔵ケースの場合はさらに追加の加工も必要になる

しかし、ネット店舗は違う

ネット店舗にとってはあらゆる変更コストが文字通り「人件費」だけになる

つまり、商品検索結果を調整することや、文字の色、トップページに何を表示するかは、単にプログラムとホームページデザインの変更でしかないので、上司の許可が得られる範囲と速度なら、どんどん進めていくことができる

リアルの店舗の場合、例えばサム・ウォルトンがいた当時のウォルマートは毎週土曜日朝に店長会議を開いていた

つまり、1週間に1度だけ店舗の仕様が変更されるわけだ

さらに顧客の会計についても同様で、小売店でレジの数を毎週増やすなんてことはできない、大概はオープンしたときの数のままである
しかし、ネット店舗はサーバーを増やすことと出荷する倉庫さえ準備できれば、理屈上、無限大の客を同時に会計できる
これは恐るべきことだ


2の容易に国境を越えるというのも同様で、すこし専門的な商品を扱うと、外国人からの問い合わせがくることが少なくない、つまり「国内配送だけ」の商品を送料は出すから送ってくれないか?というわけだ
これはすごいことだ
送料の折り合いさえ付けば、全世界が販売エリアになるからだ

3の先行者に優位が有るというのは、2匹めのどじょうはいないというのと同じ意味だ
なぜなら、インターネット世界では、上手くいくビジネスモデルは爆発的に市場を拡大していくので、
2番手が追いつくには1位が自滅的なミスをしないといけないからだ
これは実際のサイトでは、フェイスブックが当てはまる
フェイスブックは個人同士の結びつきこそが「楽しさ」の大部分を占める、そのため、友人がやっていないなら、
そもそもフェイスブックはしないのだ
だから、グーグルの出したGoogle+はフェイスブックを追いつけずにいる

4の一番人が集まることに価値があるというのは、ある意味不動産やイオンモールの運営形態にちかいかもしれない

例えば不動産所有者やイオンモールは「人が来(通)るから」という理由で「店舗用不動産」を借り手に貸す
「ただ人が集まるから」ということには現代では価値があるのだ

例えばヤフオクで考えてみれば、日本で1番人気のオークションサイトなので、珍しいものを高く売りたいなら、
ヤフオクで売るのが、手っ取り早い
これは美術品を売る人が高い手数料を払ってもサザビーズやクリスティーズに絵を出品するのと同じだ
つまり「買いたい人がいるから」出品するわけだ

5の地理的隔絶性を越えて行動しないといけないというのも大事だ
私たちはそれぞれ違う場所に暮らしていて、例えばどっかの離島や、山奥の家、海沿いの家、都市のマンションの高層階など、条件はいろいろ
しかしインターネットは、線か電波さえあればそれを乗り越える
だからロシア人やアルゼンチン人のブログを九州の私が読むことも技術上は可能だ


さてこれらの前提を読んでいただけただろうか?

これまでネット通販は
個人ページ(個人商店)→楽天(商店街)→アマゾン(スーパーマーケット)

という流れで進化してきた

しかし私は当然次は「専門化・特化」していくと思うのだ

例えばホームセンターでは沢山の種類のネジやボルトを買うことができるが、少し変わったやつだと、
金物屋に行かないと置いていない

また、アマゾンでアディダスの靴を買おうと思っても、少し大きいサイズだと置いてなかったりする

こういった「あと少し」を埋めてくれるのが「専門店サイト」だと思うのだ

つまり「薄く広く」ではなく「狭く深く深い」ということだ

私はこの市場にかなり成長余地があると考えている

というのも、アマゾンは全ての商品を網羅しているわけではなく、専門的な商品を通販で買いたい人は多いから

だから、特定の市場に絞り、戦うことが新しい成長企業の現れる領域だと私は考えている

つまり、特定の市場の商品を全国発送するわけだ
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