外食しなくなったアメリカ人よ、貧困先進国の日本を見習え

アメリカ人は料理をあまりしない、というか、アメリカ人の大元になった旧宗主国のイギリス(大英帝国)人が、
そもそもメシマズで世に知られた民族なのだから仕方ない

メリカ人はリンゴを剥くため「だけ」の機械やにんにくを潰す「だけ」の器具のようなものを発明するが、それというのも、「料理があんまり好きじゃないから」というのが大きい、外国人は不器用だからだという日本人の偏見もあるが、
にんにくをすりおろすにしても、インドやバングラデシュでは他の香辛料と一緒に乳鉢みたいなのでゴリゴリやるし、
他の民族も石を使ったり包丁で刻んだりして、アメリカ人のようににんにくを潰す「だけ」の器具なんて発明などしない

だから、アメリカドラマでは母は料理が下手みたいなキャラ扱いされている
一例を出せば、アメリカのカリフォルニアを舞台にした青春ドラマ「The OC」の主人公が居候する家の奥さん「キルスティン・コーエン」は料理下手キャラだ

コーエン家ではしばしば「外で食べてくる」「中華を買ってくる」というシーンが有る

「アメリカ人は食事に時間をかけない」というデータは検索すればすぐ出てくる

最近ではちゃんとした食事を取らずに、代替品として、スナック菓子やナッツ類などで食事を済ませてしまう人も居るほどだ


昨今のスナック革命は、人口動態の急激な変化によってもたらされている。単身世帯、子供が独立したベビーブーマー世代、それに慌ただしい生活の共働き世帯が増えている。子供たちも忙しくなっており、リトルリーグ(少年野球)が家族での夕食より優先されることもしばしばだ。こうした全てによって、食事の計画や買い物、料理の時間はもとより、食事をする時間さえ確保することが困難になっている。
米国人は常習的なスナック(軽食)族になりつつある。30年以上前により頻繁な軽食として始まったこの習慣が否応なしの消費パターンに変わり、1日3回という米国人の食習慣を揺るがしている。これにより、昼食はピーナツバターとジャムのサンドイッチ、朝食はベーコンエッグなどというお決まりの食事スタイルは過去のものとなり、食品業界は対応に苦戦している。

 朝食時にテーブルについてシリアルを食べる消費者が減少しており、シリアル食品大手ケロッグの2014年第2四半期の売上高は3.1%減少した。同社は「スペシャルK」や「ライス・クリスピーズ」などを製造してきたが、食習慣の変化に対応しようと、イチゴシェークなど「持ち歩きできる」朝食用の商品を売り出している。
 
政府の直近のデータによると、1日に3回ないしそれ以上の頻度でスナックを食べる米国人の比率は10年までに56%にまで上昇した。この割合は1990年代には約20%、1970年代末には10%に過ぎなかった。消費者動向を追跡するハートマン・グループのローリー・デメリットCEOは、「スナックを食べるのはかつてたまに起こることだったが、今ではある種、日常的になっている」と述べ、「それに関する決まり事は少なくなっている」と話した。


 ハートマンの13年の調査によると、1週間に少なくとも3回、ちゃんとした食事を抜くと答えた米国人は全体の48%だった。また食べる直前(1時間未満)に何を食べるかを決めると回答したのは63%に達した。



By MIKE ESTERL
2014 年 7 月 2 日 12:40 JSTWSJより引用


つまり、ライフスタイルの変化のせいで一本満足とかSOYJOYみたいなフルールバーを食べて、まともな食事を取らなくなってしまったのだ
日本に先行する貧困化に伴う共働きの増加のせいで、家庭内に費やせる時間がこれまでより減少した結果、自宅での炊事から、レディーメイド(既製品)に食事が変わってしまったのだ

上記の記事の中ではまともな食事を取らないアメリカ人に触れられているが、
なんと、アメリカ人の大好きな「外食」の利用金額も減少しているようだ


米成人の3分の1が3カ月前より外食減少、コスト理由に=調査
[ロサンゼルス 21日 ロイター] - ロイターとイプソスが実施した調査で、3カ月前に比べて外食の頻度が減っている米国の成人が全体の3分の1に達していることが分かった。コストが主な理由となっている。

米国の飲食業界は、ゼロ成長だった16年からの巻き返しを図っている。だが、利用者の財布の紐が固くなっていることに加え、スーパーや、食材宅配のブルー・エプロン、食品の販売に進出したアマゾン・ドット・コムなどとの熾烈な競争がますます大きな問題となっている。

NPDグループのデータによると、2009年以降、年間の飲食店利用者数は、前年比で横ばいから1%増にとどまっている。

今回の調査は、1月14─25日、全米50州の成人4200人超を対象に、オンラインを通じて英語で実施した。

その結果、回答者の3分の1が3カ月前より外食の頻度が減ったと回答。さらにこのうち62%が、最大の理由はコストと答えた。回答者の3分の2強が、家で食べるほうが「非常に」または「多少」安価と答えた。

最近の最低賃金引き上げで一部の飲食店が値上げを行う一方、より労働集約性の低い食品店は値下げを実施。食品店と飲食店の価格差は歴史的な水準に拡大している。

ただ、食品業界の戦略構築会社ペンタレクトのパートナーで共同操業者のボブ・ゴールディン氏は、食品店の利用が顕著に増加しているわけではないとし、コストだけではこの現象を説明できないと指摘。「食費が削られ、パイが大きくなっていない。支出額ではなく、支出先が変化している」と述べた。  



私の予想では今後アメリカでは中食市場での競争が激化すると考えている

つまり、「店で買って持って帰る」という業態だ

店で食べるのが「外食」
家に持って来てくれるのが「宅配」

その中間だから「中食」




中食のメリットは「コストが安い」ことに尽きる

食べるためのイートスペースを準備しないといけない「飲食店」「ファストフード」
届けるための宅配要員とバイクが必要な「宅配」

と違い、「中食」では持ち帰りのためのカウンターさえあればいいのでコストが安い

さらに冷凍食品よりはおいしい

だから、今後強くなる食品業界の中でのジャンルは「中食」なんじゃないかと考えている

具体的には持ち帰り専門店、惣菜の強いスーパー、持ち帰り安い料理の店(中華料理系?)などが伸びると考えている


独自性がある業態ではやはり中華料理の持ち帰りチェーン店やホールフーズマーケットなどが当てはまるだろうか?

家で作るより美味しく、外で食べるより安くを目指すアメリカ人がたどり着くオアシスは中食だと私は考える


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