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地域創生するにはどうすればいいか2  機能としての都市

輸送路のそばに都市を作っていくというやり方(交通網ありきのまちづくり)が21世紀のまちづくりのやり方(20世紀は街を高速と鉄道で結んでいくやり方)だと考えている私だが、
街には経済活動が必要だということも重々承知だ

現代でも残っている四日市や二日市、十日市という地名は毎月その日に市場が開かれていたことに基づいている
そこが町になっていったから地名になっているのだ

だから結局、街とは交換機能の集積であるといえる

それぞれが売るものを持ち寄ってきて必要なものを買っていくこれが町(市場)だ

21世紀の現代では販売・小売店のタイプは大きく4つに集約された

1、ロードサイド:国道、県道のそばで安価な建物で特定の商品に絞った販売をする
2、市街地の店:昔からの市街地で、自社の考えた規模にあった広さの店舗で商売をする
3、GMS:イオン、ゆめタウン、のように一つの建物内ですべてを完結させようとする、ほとんど不動産会社になったパターン
4、その他:個人経営の床屋、飲食店、経営者の好きな場所で経営している小資本の店



産業政策といって、電機メーカーの工場を誘致するのが以前の地方都市のやり方だったが、
そのやり方はとっくの昔に通じなくなり、全国の地方の海のそばや山奥には工業団地の空き地が雑草に覆われている

その整地に費やした大金はほぼ永久的に回収不能になっている

工業団地2016年12月12日っっq
長野県 新松本工業団地

14ヘクタール手付かず

静岡2016年12月12日
富士山麓フロンティアパーク小山

31ヘクタール!野山を潰すwwww

もったいな(´;ω;`)

結局土建屋を儲けさせたいだけじゃん

なんで工業団地が失敗するかというと、産業の成長の順番に合わせず、いきなり重厚長大産業を欲しがったからだ

産業というのは不思議なもので、どの国でもまず手工業、次に軽工業、その後素材産業、重工業、ハイテクの順に発展していく

手工業:織物、陶芸、鍛冶(鉄製品)、金属(金細工、銀細工)

軽工業;雑貨、おもちゃ、衣類、家具、印刷業、製紙業、自転車

素材産業:製鉄、ガラス、セメント、軽金属(主にアルミ)、化学会社

重工業:造船、鉄道車両、工作機械、自動車、初期の航空機

ハイテク:航空機エンジン、コンピューター部品、バイオテクノロジー、ソフトウェア

とは言ってもこの段階すべてをこなせたのは世界でもアメリカ、日本、ドイツ3カ国だけである

・イギリスフランスは重工業までいけたものの第二次世界大戦が致命傷になり、戦後は経済活動が停滞してしまった
・台湾・韓国は日本の植民地時代に日本からの義務教育、大学の設置を受け、有利なスタートを切ったが、どうしても家電の研究面で日本に遅れを取っていたので日本人技術者を採用したり企業自体を買収して乗り切った
・チェコやスウェーデンやオランダ・ベルギーなどの国は国の規模が小さく、近くにドイツ・フランスという強力な競争相手がいたため重工業が育ちにくかった
・ロシアはソビエト連邦時代に素材産業、重工業に力を入れすぎてハイテク化が遅れた
・日本ドイツは戦後の航空機製造禁止のせいで近代的な航空機製造に遅れをとった


このようにスキップしたりある段階で停滞してしまうことは普通のことである
しかし、理想は段階を踏んでいくことであるが...

この工業化のプロセスには3つの要素が必要である

消費地、資本、労働力

である

技術じゃないの?と思うかもしれないが、世界最先端以外の技術であれば先進国からライセンス供与や受託製造などで製造技術はなんとかなる

実際昔の松下電器とフィリップスや現代のアップルとフォックスコンの関係をみれば技術は重要ではない

消費地・資本・労働力は

消費地→需要
資本・労働力→供給


と書き換えることもできる

で、20世紀の町と町を鉄道、高速道路結ぶというやり方は、消費地と生産地の時間距離を縮めるためそのものであった

21世紀に必要なのは生産設備の拡大ではなく研究部門への投資だと私は考えている
製造のための設備や道具、工作機械が世界に溢れすぎて、他と同じ商品を作っても勝ち目がなくなってしまうからだ

テレビがそうだが、液晶テレビか有機ELかは消費者はそれほどきにしていない、
4K画質で明石家さんまや黒柳徹子を見てもしょうがないでしょう

21世紀は知的財産の時代なのはすでに明白で、ブルーカラーの代表であるUSスチールは時価総額が6500億円前後だが、大量のホワイトカラーを必要とするアルファベットの時価総額は57兆円だ

汗を流して稼ぐ時代じゃなくなってしまったのだ

だから、地方の都市がすべきことは知的産業のベンチャー企業を作ればいいとなる 

間違っても農業振興や中学生以下の子供の医療費無料化、老人福祉などで貴重な資金を無駄遣いするべきではない


農業なんて儲からないし、子供は高校を卒業すれば出ていき二度と戻らない、老人は数年後に死ぬ

そこで案がある

「流れ作業」で会社を創業していけばいい

スタンフォード大学の天才やハーバードの神童なんてこないんだからそんなの当てにしちゃダメ

コレが理想↓


つまり、起業のアイデアを持っている人を創業のためのチームが迅速のサポートして、収益化できるように持っていくのだ

市役所や県庁、商工会議所のホームページを見れば、起業相談とか企業セミナー、とかがある
企業のための貸オフィスも提供されている
企業のための補助金もある
設立のための手続きの代行業者もある

だけどてんでばらばらだ

迅速に開業まで持っていけるチームを作っておけば、速やかに開業まで持っていける

具体的には

・銀行の担当者
・ハローワーク・求人雑誌の担当者
・ホームページの製作者
・税理士
・各種の申請を一括して受け取る公務員
・投資を希望している出資者
・必要な建物土地を探す不動産屋
・知的財産に関する弁護士・特許申請補助

などのメンバーを集めて、創業者がアイデアを持ってくれば即座に形になるように仕上げていくのだ
製造設備を持っているのに暇な人は今の日本にはたくさんいるので、ファブレスメーカーとしてやっていけば
最初から過大な設備を抱えずにすむはずだ

知的財産メインであれば、地方でも都市部と大きなハンデを持たずに戦うことができるはずだ
なぜなら「代わりはない」からだ

飲食店や農業ばかり支援している場合じゃない

生き残るためには新規産業を起こすしかない
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