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米国株テクニカル分析ブログ ソシアルアドバンテージ 香港株、米国株、エリオット波動のブログ

圧倒的シェアを持っている企業ではなく成長している業界に投資すべき

圧倒的シェアを持つ会社に投資すべきという考え方がある、俗に言う「有料道路」の発想だ

例えばコカ・コーラはコカ・コーラ社のボトラーからしか買えない、で、コカ・コーラのボトラーはジュースの原液(シロップ)をコカ・コーラ社から買っている

コカ・コーラの原液は、地面を掘っても出てこないし、天然ゴムのようにコーラの木から滲み出ても来ない、ペプシから買うわけにも行かない

コカ・コーラの原液はコカ・コーラ社しか売っていないわけだ

と、言うことは、コカ・コーラの様なカフェインと砂糖が入った中毒性のある商品を売っている企業に投資すれば確実にずば抜けて儲かるというわけか








答えは「否」である


なぜか、それは簡単

大きくなりすぎたというのが原因だ

つまり、世界中での展開をすでに終えて伸びしろはもうなくなってしまったのだ

コカ・コーラを現在買えない国は北朝鮮とキューバだけだ

ロシアにも売ってるし、ベネズエラにも売ってる、アルジェリアのもイラクにもあるのだ

だから、もはや成長していくという株価のプレミアムはなくなり、単に世界の人口増加だけに合わせてしか成長しないのだ

つまり、成長限界に達したのだ

だから、コカ・コーラの成長速度はダウ平均や世界の経済成長の伸びとだいたい同じになってしまい、
わざわざ買うというメリットはもはやない
コカ・コーラ2016年12月10日

資本主義の経済で、成長が限界に達したらどうすればいいか?

答えは多角化と言う名の「改悪」である

つまり関連事業や新規事業に参入していくのだ
しかし多くの場合はあまり上手く行かず、企業価値を毀損するか、成長の速度を遅めてしまうことになってしまう

小売業なのにホテル買ったり、財テクに走ったり

有名なのはサンリオで、サンリオの社長はキティちゃんが働いて稼いだお金を株につぎ込んでいつも溶かしていた
そして最後は自社株買いをした

するとサンリオ株価は上昇した

中国の企業なんかせっかく製造業で成功しても、すぐに財テクに走っちゃうwww
サーチナファイナンスで中国の企業をみると、製造業なのに事業内容に「証券投資」とか「不動産投資」が含まれている
会社が多い地道に製造業で頑張ったほうが早いのに…

しかし、何事にも例外はある

それがペプシコーラ

ペプシ2016年12月10日

実は株価の値動きで見れば、ペプシコーラ(PEP)の方がコカ・コーラ(KO)を2000年代通してみれば勝っていたのだ

これはなぜ上手く行ったかというと、ペプシが後発組だからだ

ペプシは常にコカ・コーラの後ろ姿を置い続けていた

なにしろコカ・コーラに身売りしそうになったほどだ

ペプシコーラは、1894年にアメリカ合衆国ノースカロライナ州の薬剤師ケイレブ・ブラッドハムが消化不良の治療薬として売り出した飲料に起源を発する。当初の処方では消化酵素のペプシンが含有されていたので、1898年にペプシンに因んでペプシコーラと名前を変更した。
第一次世界大戦頃には全米25州にフランチャイズのボトリング工場を擁するまでに事業拡大したが、大戦中の砂糖相場の乱高下の打撃を受けて1922年に破綻した。ブラッドハムはコカ・コーラ社に会社売却を依頼したが、コカ・コーラを買収したばかりだったアーネスト・ウッドラフは、1ドルの価値もないと判断して拒否。結局、投資家のロイ・メガーゲルがペプシを買収するものの、経営は振るわず1933年に再度会社売却することになる。
この時、ドラッグストアとソーダ・ファウンテンの経営者でコカ・コーラと利益の分配で対立していたチャールズ・ガズがペプシ社を買収、原液の配合をコカ・コーラに類似したものに変え、コーラの瓶より内容量の多いビール瓶に瓶詰めしてコカ・コーラと同じ値段で売る低価格戦略で攻勢に打って出た。これが当たり、ようやくペプシは経営が安定する。


引用終わり


だから色々戦術を取って追いかけ続けたペプシには逆に経営に対するノウハウが溜っていったのだ

それはCMづくりにも現れている





コカ・コーラと戦うという大きな目標の元戦い続けるうちに、攻撃的な企業文化が作られた

そのため、ペプシは他の分野でも成功することが出来たのだ

一方、コカ・コーラは未だにビバレッジ(飲料)から離れることができずにいる

ビジネスモデルは優れていてももはや成長の余地はない

もちろんコカ・コーラの事業は揺るぎないが、今後株を買うならペプシの方を買うべきだ

株はシェアじゃない、成長力だ
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