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中国が飛行機の製造で重要なエンジンの製造を始める 中国航空エンジン集団

8月29日 AFP】中国は資本金数千億円規模、10万人近い従業員を擁するジェットエンジン製造グループ「(AECC)」を先週末、正式に立ち上げた。
円陣



 中国政府は、航空大国としての地位を確立し、ロールスロイス(Rolls Royce)や米ゼネラル・エレクトリック(GE)などと競合する道を探っている。



 AECCの資本金は500億人民元(約7750億円)。これまでの報道によると、航空機メーカーの中国航空工業集団(中航工業、AVIC)をはじめとする国有企業各社の子会社を合併する予定だという。

 国営新華社(Xinhua)通信によると、習近平(Xi Jinping)国家主席は、AECC設立は中国を航空大国の地位に押し上げ、軍の近代化を図る「布石」だと述べている。(c)AFP



いよいよ、中国も最先端産業のだいひょうの1つである航空機産業に本気をいれてくるようだ

旅客航空機の動力であるエンジンはジェットエンジンが多くを占め、中小型機のターボプロップ機が離島航路を飛んでいる

ジェットエンジンはいうなれば燃料をガンガン焚いて後ろに熱風を送り出して推進するというもので(単純に言うなら)、
ターボプロップ機はエンジンでプロペラを回して推進するというものです



ジェットエンジンの画像を検索してもらえばわかりますが、かなり複雑な構造ですし、
精密さ、頑丈さが求められますですから、かなり高価で飛行機が老朽化で廃棄される時もエンジンは取り外して中古市場に持ち込まれるほどです



当然、金属、構造、加工は秘密のノウハウや特許で守られていて簡単には作ることができません
そもそも部品数が多すぎて部品を調達すること自体が困難です

これまで中国はロシア製の航空機のコピーや、エアバスの下請けをやって来たわけですが、いよいよ核心部分(エンジン)に手を出すというわけです

しかし、大型旅客機のメーカーが世界にボーイング(Boeing)とエアバス(Airbus)しかないように、
ジェットエンジンのメーカーも限られています

1つはGE(ゼネラル・エレクトリック)の子会社GEアヴィエーション
主にBoeingにエンジン売ってます


2つめはRRロールスロイス

ロールスロイスと聞くとビートたけしがのってるロールスロイス・ファントムのイメージがありますが、
実は航空機用エンジンを昔から手がけていて、有名なスピットファイア戦闘機のエンジンを作っていました。
ロールスロイス・マリーンというエンジンです



それから成功者が自家用ジェットとして個人所有するガルフストリームという小型ジェット旅客機のエンジンを供給しています

↑ガルフストリーム

ちなみに車部門はドイツ人に売りました、たしかBMWの傘下だったかと
2016年8月29日
主にエアバスの旅客機にエンジンを売ってます

3つめはプラット・アンド・ホイットニーカナダの会社です
F100というエンジンがベストセラー戦闘機F16ファルコンに使われています、そして、F15戦闘機はこれを横に2つ積んでいます。(たしか今はF110に積み替えた様な)

F16ファルコン戦闘機


F15Eストライクイーグル


最新鋭のF22ラプター戦闘機もこのプラット・アンド・ホイットニーのエンジンを使っていて、F119というエンジンを2基搭載しています

また、F35ライトニング戦闘機もプラット・アンド・ホイットニーのエンジンを採用していてF135というエンジンを1基積みます

F35ライトニング戦闘機

ユナイテッドテクノロジー(UTX)の子会社です

2016年8月29日2


中国は今後も航空機需要が増えていく国なのでエンジンを自給したいというのは当然の考えであるといえます

航空機産業は裾野が広い産業であり、未だにイギリス、カナダ、アメリカという連合国がエンジン製造を独占しているように、後発の参入が難しい産業です、しかし、世界での覇権がほしいなら避けては通れない道であるといえます

ちなみに、WW2以前の日本は航空機産業が盛んで、三菱重工業、川崎重工業、中島飛行機、川西航空機、愛知航空機などが存在していました

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