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大量の不在地主が発生したらどうなる?〜浦島太郎〜

田舎の老人の自慢話ほどつまらないものはない

その自慢話は大概こんなものだ

息子が航空自衛隊に入った
娘が〇〇〇に入った
息子が〇〇〇大学に入った

彼らにとっては自慢の息子、娘達なのだろうが、問題なのここから車で10時間以上離れた地域に住んでいることだ
そして、彼らが地元を離れたのも30年以上昔の事だ

彼らは盆と正月にしか長い休みがないので、もう何年も(それこそ5年以上)地元に帰っていない人も多い

だから、私に話しかけているこの自慢話の登場人物は、もう何年も親に会っていないことも珍しくない

今の日本の企業では、ひどい会社になると私用で休むことを神に背くことと同じレベルでの悪(良くないこと)だと捉える会社も多い
だから、日本人の場合、子供の時にしか会ったことがない親戚に次会うのは葬式の時、とかいうことが起きる

で、今地方では2つの人口流出トレンドが存在する

1つ目、老人は天国へ
いくら医療が発達しているからといって、人間死ぬときは死ぬ、現在の地方では老人は天国へ行くのが流行りだ

2つ目、若者は都市部へ
沖縄の最低賃金は693円だ東京都の最低賃金は今度907円に上がる…

セブン-イレブンや自動販売機、スーパーの飲料や食品の値段は全国同じなのにである

この2つの人口流出トレンドが地方をかくだいさせている、で、この国の厳しい労働環境が合わさると、
大量の浦島太郎が発生する


もう一度浦島太郎をおさらいしよう
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浜辺でいじめられている亀を助けた浦島太郎は竜宮城へ招待され、鯛やヒラメの舞い踊りを見て楽しんでいたら気が付けば何年も経っていて、帰った時には両親は死んでおり、おみやげの玉手箱を開けると自分もおじいさんになってしまった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

というお話だ

都市部で生活している子どもたちがおじさんになってしまった頃、
地方の父、母はどんどん死んでいく

そして、すでに何のゆかりもなくなり、思い出だけしかない土地にある「実家(築数十年)」を持て余す事になるのだ

そして手入れもされず草ぼうぼうになり納税もされない廃屋が地方に増えている

住人が死んで数年間は「売家」の看板があるが、当然、昔の造りの家なんかなかなか売れないし貸すこともできない
そのうち台風やいたずらでガラスが割れ、湿気で床が抜ける


住人が死んだ後ロクに片付けもされず放置された家などは
窓から除くと平成8年の新聞が机の上に置きっぱなし

もはや所有者にさえ連絡がつかない

これが不在地主の恐怖だ
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