政府が地方を見捨てるほど逆に地方は強くなっていく

世界中の王様や皇帝たちは3つのものを大事にして自国を統治した

次の3つである

1,通信
肥大化した大国を支えるには通信技術の拡大と進歩が欠かせない



密使、伝書鳩、馬車、駅伝、船、電信、無線、光ファイバー、あらゆる手段で自国、敵国の情報を集め、管理することで
ライバル国を出し抜く事ができる

例えば敵国が大量の物資を集積し始めたり、急に農民を徴収して訓練を始めると戦争が近いことがわかる
他にも国内の反乱や謀反、裏切り、暗殺を事前に察知できる

通信は暗号を上手く使うことで情報を保護した

これオススメ!

モンゴル帝国の駅伝、大英帝国の電信、ナチスドイツのエニグマ、現代アメリカのインターネットが有名である

アメリカの情報機関がドイツのメルケル首相の通話記録と内容を収集していたことは有名である

また、ハプスブルク家のころのウィーンの中央郵便局には情報部門があり、中央郵便局を通過する各国の大使館、領事館向け、から、の封書を開封して、全て書き写しをとり、保存した。
その後、偽造されたシール(蝋封)をして送り出した

エニグマも解読不可能とされる暗号を使っており、イギリスはチェスの達人、数学者などを集めて解読に務めた



つまり、通信が適切な間隔でやり取りできる距離が「国の拡大の限界」になるわけだ

このことは、中国と西ヨーロッパの国の面積の違いになって現れている

中国では草原地方(モンゴル高原、チベット、トルキスタン、満州)で育成された馬を使っての通信が広く行われており、そのため、広い版図を得ても、相互に連絡をすることが出来たのだ



事実、秦、清、元、北魏、遼、金、西夏などが「馬」によって国を維持した



通信が発達するほど広い領土を効率的に管理できる

2、財政
歴史上を振り返ると、決戦によって滅んだ国よりも、自滅して分解した国のほうが多い

具体的には秦の始皇帝の万里の長城や、バイエルンのノイシュバンシュタイン城、夕張メロン城など箱物はホント駄目!

だから財政管理はかなり大事、でも、マルサス理論によると人間は貧困と飢餓の中で暮らすことが宿命付けられているそうだ

ざっくり言うと、人間が食料を生産するスピードより人間が増えるスピードが早過ぎる〜ということだ。

古代のように、避妊せず、ほぼ毎年妊娠していたような時代だと子殺し、人肉食は世界のどこでもあたりまえのことだった

農耕が始まり、化石燃料による現代農業のおかげで、私たちは共食いをする必要がないわけだが、
今度は「お金がない」という悩みを抱えることになったわけだ

明治維新の頃日本も貨幣経済に本格的に変化したわけだが、その頃税金は農民には大不評だった、
なぜかというと米、麦は2毛作をしても年に2回しか現金を得ることができないから現金がないのだ

しかも収穫期には米は余るので「値崩れする」庶民には先物でヘッジなんて出来ない時代だしね(今は、アメリカの農家は自分で大豆や小麦、コーンの先物を買ってヘッジしている)

とうもろこし

大豆

そのため、都市には現金を得るための出稼ぎ者が多数流入して行った

税金は、塩、タバコ、アルコール類の専売や、関税、所得税、消費税などがある

変動相場制国家の財政は「破綻しない」ことが大事であり、破綻さえしなければ実は庶民にはあまり関係ない
なぜなら、増税されても自国通貨がその分安くなるので、その分輸出が増えていくからだ

帝国の末期には地方の官僚が独自路線を進もうとしたり、中央政府が地方を見捨て始めたりする

これは、日本の戦国時代突入のころが当てはまる

明治維新もそうだ

最近も維新の会とか沖縄の知事とかが叛旗を翻した

中央政府の王や皇帝が与える「官位」をだれも尊重しなくなっているのだ


3つ目、軍事
昔の王族や貴族たちは「平和をもたらす」とか「安定をもたらす」みたいな高尚な思想で覇業を始めたわけではない



むしろ「名誉欲」や「金銭欲」の方が多かった

だから、「司法」は実はほとんど存在せず、「見せしめ」の方が多かった

コレは18世紀などの近代でもそうだ

タイバーン(英: Tyburn)は、かつてイギリスミドルセックス州にあった村で、現在マーブル・アーチ(ロンドンのハイド・パーク内)のある場所に近い。タイバーンとは、ここを流れてテムズ川に注いでいた小川の名前に由来する。現在小川は地下を流れている。タイバーンの名は、悪名高い異色の絞首台が設置されていた場所として知られ、数世紀に渡って刑場として使用されていた。



タイバーン・トゥリーの最初の犠牲者となったのは、エリザベス1世に従うことを拒んだカトリック教徒ジョン・ストーリーだった。それ以上に名の知れた者達がトゥリーから吊された。ジョン・ブラッドショウ(チャールズ1世に処刑の判決を下した裁判官の1人)、既に病没していたが王政復古後に遺体を吊されたヘンリー・アイアトン、オリバー・クロムウェルである。彼らは1661年1月、父王処刑の報復としてチャールズ2世の命令で墓から掘り起こされ、刑場に吊された。
処刑は一般庶民の見せ物として非常に人気があり、100人程度の観衆が集まった。商魂たくましいタイバーンの村民は、見物人のために大きな観覧席を設置し、席料をとった。ある時、観覧席が突然崩壊し、約100人の死傷者が出た。これが恐怖心を起こして処刑を見るものがなくなるかといえばそうはならず、ロンドンにおける庶民的な休日の過ごし方として続行されたのである。
『タイバーン』という言葉は、婉曲的に用いられることがある。例として、『タイバーンへ馬で乗り入れる』(to take a ride to Tyburn)は『1人が吊されに行った』という意味である。また、『タイバーンの荘園領主』(Lord of The Manor of Tyburn)とは『公開処刑された者』を意味するし、『タイバーン・ジグを踊る』( dancing the Tyburn jig、ジグとは踊りの名前)とは絞首刑にされ苦しみ動く様を指す。既決囚は、ニューゲート監獄から屋根のない牛車に乗せられここへ移された。彼らは、観劇に行くが如く手持ちの中で一番いい服を着て、無頓着に死んでいった。彼らは刑場へ向かう途中、居酒屋で降りて『最後の飲み物』を飲むことが許されていた。観衆は潔い死に様をはやし立てたが、死刑囚の一部が死ぬのを怖がり騒ぎ立てようものならヤジを飛ばしてあざけった。




中国の公開処刑を笑ってられないwww

軍事に関しては、隣国と戦っても負けないかあるいは相手が攻めてこない程度の軍事力があれば良い




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さて、上記の3つ(通信・財政・軍事)は、国を「維持する」のに必要な要素である

今の日本では通信は上手く行っている、現代の最高の通信機器である光ファイバーは全国に張り巡らされており、
補助金のおかげで、離島でも光ファイバーがある

今後はどうなるかわからないが、30軒しか民家がないような場所にも簡易郵便局がある(今後はどうなるかわからない)

だが問題は財政と軍事だ

「財政の問題点」

税収の減少分以上を「国債」つまり借金でまかなっている
ちなみに今現在の日本国債30年債の金利は0.238%だ

なんだ0.238%なんて存在しないも同じじゃんwww

と思うかもしれない

しかし、試算では2040年には日本の人口は16%も減少するのだ

えーということは、詰んだな
詰んだ

計算するまでもない…


金利が1%以下でも16%減った人数で払うなら実質金利はいくらよ!?

いずれやってくる日本の財政破綻・・・

「円」が価値を失い

石油も穀物も買うことができなくなる

買い叩かれる土地、企業、資金繰りに失敗し首をつる連帯保証の経営者


だから、それを見越した賢い地方の首長の中には「独立」とか、「自治州」「独立行政区」と称して、そのクラッシュ(おそらく人類史最大級の財政破綻になる)からなんとか逃れようとするだろうし、それは正しい

なにより、「地方創生」という政府の発言は「諦めた、好きにやれ」ということの無責任な意思表示にほかならない

「自分にはアイデアがある」と思っている賢明な政治家ならあらゆるコントロールしたがるはずだ、
権限を投げ出すはずがない、なぜならそのほう(指揮系統の統一)がいいことを知っているからだ


「軍事」


今日、インドネシア海軍はちゅう船を拿捕した


インドネシア海軍、中国船拿捕=1人負傷か―南シナ海
 【ジャカルタ、北京時事】インドネシア海軍は19日、南シナ海のナツナ諸島沖で違法操業したとして中国船1隻を拿捕(だほ)したと発表した。(時事通信)


インドネシア海軍は小規模な海軍だ
現有勢力(2014年現在)[編集]
[1]
国防予算:77億4,000万ドル(+23億2,000万ドル)
海軍人員:4万5,000名
艦船隻数:203隻(-6隻)

潜水艦×2
フリゲート×6
コルベット×22(-1)
ミサイル艇×13(+3)
哨戒艇×41(-2)
ドック型輸送揚陸艦×5
兵員輸送艦×7(-1)
戦車揚陸艦×9(-4)
中型揚陸艦×11(-1)
揚陸艇×54(+1)
輸送揚陸艦×0(-1)
掃海艇×11


中国とまともにぶつかったら負ける

しかし、かれらは拿捕したのだ

日本はサンゴすら守れない家柄だけが取り柄の男を「右派」扱いしている



《総括と展望》

通信、財政、軍事を維持することが政府の務め

通信は帝国の規模の限界を決める

財政破綻は免れないのでなんとかしないといけないが既に20年超の長期国債の実質金利は10%超えている

財政の問題で政府が地方を見切り始めると地方の反乱が起こる

地方は既に見捨てられているので、独立か自治州化、あるいは特別行政区になって、香港やマカオのように独自通貨を使うようにするべきだ、破綻の際も若干の価値が残ると思う


財政再建はもうむりっぽい

軍事は言うまでもない

中国の威力偵察を放置していればいずれ本隊が東京湾にやってくるのは明白

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個人がすることは、100グラムほどの金のバーを200万円ぶんほど買っておくこと、
日本円が暴落すれば数倍の価値が出てくるので農地でもかって自給自足生活に移ると良い




地元に革新派の政治家が現れたら応援することも忘れずに


壊れる大学―ドキュメント・日本大学国際関係学部
寺田 篤弘
トップカスタマーレビュー

5つ星のうち 4.0壊れる大学第2弾
投稿者 一條誠 投稿日 2010/11/16
形式: 単行本
9月だと思うが、週刊ダイヤモンドに「壊れる大学」と題し、財政を題材に大学の状況がレポートされたが、寺田の書は、大学の組織構造が如何にもろいものか、問題点を絞り大学運営のあり方に問題を投げかけた書である。面白いのは、組織構造の問題点と、先の「週刊ダイヤモンド」で扱われた財政と、深く関りのあることである。組織構造上の弱点を、学部長に利用され、結果的に財政難に陥るパターンは、指導者の選択を間違えた場合、どの私立大学にも起こりうることである。特に、ファミリー企業の多い、日本の私立大学は、本書の例から学ぶものは多い。
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5つ星のうち 4.0大学運営の難しさ・・・
投稿者 Amazon カスタマー 投稿日 2015/11/15
形式: 単行本
ガラパゴス化の日本の大学における日本大学内の膿について書かれた一冊、日大は医学部から文系学部まで有す巨大総合大学であるが、その内部もまたドロドロとした世界のようだ。これからの日本は、少子化、政府の財政難と大学経営を取り巻く環境は厳しくなるばかりだ。そのためにも、教育、研究、国際化と本来、取り組まなくてはならない課題が山積している。特に私大は、国公立と違い大学運営の自由度も高く、特色のある大学作りは容易のはずだが、本当に実態はひどいものだ。まあ、有名私大の職員や理事会関係者は、この本を読んで襟を正そう!
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5つ星のうち 3.0内部の人間には分かりやすいが
投稿者 dprk 投稿日 2010/12/23
形式: 単行本
本書の底流は、イニシャルで登場する学部長に対しての「恨み」である。日本大学国際関係学部、より正確には寺田と学部長の「ドキュメント」なのでその底流が「恨み」であってもよいが、やはりその「恨み」の根源について十分に説明し切れていないような気がする。評者は内部の人間なので現状や経緯も熟知しており、寺田の「ドキュメント」が実に生々しく伝わってくるが、外部の一般読者には寺田の「恨み」とその源泉についてのメッセージが十分に伝わるかどうか疑問である。また、本書の中盤辺りからは繰り返される記述が多くなり、内部の人間にとってさえ、つまらなさを感じる部分が多くなる。しかしながら、本書に記されている状況をナチスドイツ末期を想起しながら読むというのも一興である。
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