同じ業種で2つの株で迷ったら大きい方の会社の株を買おう

経営学によると1つの業種は最終的に3つ4つの少数の企業に寡占されるそうだ



アメリカの自動車企業でもビッグスリーのGM(ゼネラル・モーターズ)、フォード・モーター、クライスラーに最後集中したことがよく例に出されるこの時、企業の規模は1位が4だとすると2位が2、3位が1、という規模の比率になるそうだ




スチュードベーカー、AMC(アメリカン・モーターズ)、ポンティアック、サターン、マーキュリーなど無くなった
メーカーも多い

ちなみにスチュードベーカーはアメリカ軍のトラックのメーカーとして有名で、スチュードベーカーのトラックはヨーロッパと太平洋でアメリカ軍の活動を支えた

ポンティアックかっこいいよポンティアック(ハァハァ)



アメリカの自動車産業が第2次大戦後に衰退してしまったのは2つの理由がある

1つ目は社員数が増えすぎていたことだ、アメリカの労働者はしょっちゅうレイオフされることで有名だが、
戦後の景気の悪化の中で、GM、フォードは武器製造の為に雇った従業員を解雇することがどうしてもできなかったのだ。

もちろん戦後の復員兵の帰還やモータリゼーションの発達で自動車の需要も大きかったが、単純に生産能力が大きすぎてその固定費が負担になってしまったのだ


ちなみにGM[ゼネラル・モーターズ]はB24爆撃機も作っていた


2つ目は爆撃しすぎたことだwww

アメリカの爆撃機は潜在的な経済競争の相手であるドイツと日本に来れでもかというほど爆弾を落とした。

そうして将来の競争相手をコテンパンに片付けたのだが、これが仇になった、
何故かと言うと、日本とドイツは戦後に最新型の工作機械と改善された生産ラインをしがらみがない状態でつくり上げる事に成功した。
古い設備は空襲で破壊されていたし、通貨は酷いインフレに襲われていたので、借金が相対的に見て軽かったのだ


一方、アメリカは本土を風船爆弾と晴嵐以外は空襲を受けなかったので、設備が残ったままで更新が進まなかったのだ

ドイツ、日本は新しい設備で早く安く自動車を作ることができたが、アメリカは変わることができなかった
この結果GMもフォードも大きな車を売るという古いやり方にこだわり続け、クライスラーはダイムラー(ドイツ)とくっつくことになった(その後別れてフィアット(イタリア)傘下)自動車産業はいつの間にか枢軸国がGMとフォードを倒すことに成功したわけだ。

ホンダ
青がトヨタ、赤がホンダ


これは2011年春頃からのチャートだが、トヨタが90%ほどの値上がりをしているのに対して、ホンダはほぼ0、ほぼ0%しか上がっておらず、株式配当の受け取りを考慮しても、正直定期預金の方が株式に関するリスクで考えれば幾分マシだったレベルだ

トヨタの時価総額は約18兆円、ホンダが5兆4200億円規模の大きさが株価のパフォーマンスに直結している事がわかる。
自動車産業のように規模がコストを決めコストが商品価格を決め、それを簡単には覆せない産業では、企業規模がそのまま
強さの秘密になるので、株式を買うときに、同じ業種で悩んだ時は大きい会社の方を買うべきである


JXHD.png
次はJXホールディングスとコスモ石油


やはり、JXHDの方が株価のパフォーマンスがいい

しかし、例外もある、需求が安定している企業の場合、借金により、自己資金[株主資本]の効率性を高めることで、
自社より大きな会社に立ち向かう事ができるのだ

大王日本製紙
次は大王製紙と日本製紙

この2つの製紙メーカーを比較すると日本製紙の自己資本比率が32.49%、大王製紙が23.66%、つまり、大王製紙の方が攻めの経営をしていることがわかる。

そのため、株価の動きも非常に取り引き機会に恵まれている、しかしもし日本製紙を持っていても、配当金だけが当てになるだけであったので、これも株式をもつリスクには割にあわない株であったちなみにココには載せていないが、王子ホールディングスは自己資本比率が30%で、やはり取り引きに値しない株であった。

製紙メーカーのように需求が安定しているときは借入金を増やしてもデフォルトリスクはそれほど上がらない

わざと借入金を増やすのも上手な経営の1つであるといえる

平均を上回る配当金を出すか、値動きがある株が良い株であり、横ばいしかしない株など、定期預金にも劣るものである

その中でも、規模の大きい会社の株はトレンドに乗りやすいものの1つである


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