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スノーピークとかいうアルミの板切れを数倍の価格で売りつける天才集団

皆さん、スノーピークってご存知だろうか?

スノーピークは燕三条(新潟)に本拠を置くキャンプ用品、アウトドアグッズのメーカーだ

スノーピークはそのデザイン性の高いテントや調理器具のようなアウトドアグッズや、意識高い系の脳髄に電撃を撃ち込むような洒落たキャンプ用の小物を作っているメーカーで、私は少し前からスノーピークに注目している



スノーピークがすごいのはアルミの板切れを数倍の価格で売りつける能力にある





この画像を見てほしい

これはスノーピークのオゼンライトという商品なんだけれども

なんか工事現場や工場にいっぱいありそうなパターンのくぼみが入れられたアルミの板切れにステンレス製の脚がついている


で、このなんの変哲もない脚付きのアルミの板切れなのだが、このオゼンライト、ヨドバシカメラやアマゾンなどの通販では実勢価格だいたい5300円くらいである

重さは270gで寸法は297mm*120mm*25mmとなっている


で、このオゼンライトアマゾンのカスタマーレビューではまさかの★4.1!!!(そりゃアルミの板切れに不満なんてなかなかないやろ)


つまり大人気商品なのだ



次はスノーピークの焚き火台を見てほしい




今現在、日本では環境保護の為かキャンプ用品メーカーの政治工作の為かマナーが悪いDQNが気軽にキャンプできる時代になったのが悪いのかわからんが地面の上で焚き火をすることが禁じられているキャンプ場が多い


そのため日本の多くのキャンプ場では焚き火をするには焚き火台というものの上でやる必要があるわけなのだが、この焚き火台、多くのキャンプ用品メーカーにとってとんでもないドル箱商品となっている


というのもこの焚き火台、ステンレスの板を曲げて網を載せた構造でしかないにも関わらず最近できたばかりの商品なのでみんないくらぐらいが妥当なのかよくわかっていない

そのためアメリカにおける日本料理の如く、ブランドがあるメーカーほどぼったくりやすい状態が作られている

だから焚き火台はそれこそ5000円以下のものから3万円ほどのものまで千差万別であり寡占化されていない商品だと言える


で、スノーピークはどうなんだ?というとスノーピークの焚き火台はライバルのコールマンやキャプテンスタッグ、ユニフレームなんかと比べるとなかなか強気の値段設定となっている(というかコールマンやユニフレームがめちゃくちゃ良心的よな)


なんでもそうだが、商品が市場にひろまり「だいたい〇〇円」というみんなの共通認識ができてしまうと商品は設けにくいのが経済学の常だ

だからアメリカ人にラーメンを1杯2千円で売ることはできてもアメリカ人にステーキを日本人がボッタクリ価格で売りつけることはなかなか難しい

それはアメリカ人はラーメンのだいたいの価格水準は知らないが、ステーキの質ごとの値段設定はだいたい知っているからだ


で、このスノーピークが作る商品は多くがまだ市場に広まっていない、あるいはみんなの価格水準の共通認識ができていない商品が多いため結構儲けやすいんじゃないかと考えている(私はね



ただ、上記のことを元にこのスノーピークの株を買えば良いのね?とは私は単純におすすめできない


というのも、スノーピークはキャンプ用品、アウトドアグッズに強みを持っているのだが、今の所スノーピークは創業者山井幸雄から息子、そして孫娘が大きく会社に関係している同族経営であるため、おそらく投資家の望むような株価の値動きを演出してくれる可能性はかなり低いと私は見ているからだ


日本の企業の創業家は企業と密接な関係を持ちたがる割にすでに企業規模の拡大を望んでいなかったりするため、日本の同族経営は成長性に乏しいからだ


さらに言うと、スノーピークはアウトドアグッズという自分たちの強みである領域から、アウトドア好きな人達向けのアパレルに手を伸ばしてしまっている

で、このアウトドア好きな人達向けのアパレルというのが私にはどうにもレッドオーシャンに見えて仕方がない


つまり、スノーピークの得意なオシャレなキャンプ用品やデザイン性の高いアウトドアグッズを作るメーカーは日本にはユニフレームやPRIMUSやSOTOやキャプテンスタッグがあるわけだけれども、なかなかスノーピーク並にボッタクれている(失礼、デザイン性のすぐれた)メーカーはあんまりない


しかしアウトドアアパレルはどうかと言えばそれこそ国内外の強者(と書いてツワモノと読む)がうじゃうじゃいて、スポーツデポやスポーツオーソリティ、ヒマラヤスポーツの中を一周するだけでコロンビアスポーツウェア、ノースフェイス、パタゴニア、チャムスなどのライバルたちがうじゃうじゃいる


しかもスノーピークのキャンプ用品のように、モデルチェンジするタイミングも自分たちで決められ販売価格もある程度コントロールできる商品と違い、アパレルて常に季節ごとに新しくモデルチェンジが必要だしトレンドを読み在庫を吐き出すように売りまくる能力も必要になる


それを一介のアウトドアグッズメーカーであるスノーピークがやることが業績に好影響になるかと言えば私は正直微妙だと思っている





キャンプ用品は商品の更新サイクルが遅い為、多少つくりすぎても在庫がはけるまで数ヶ月倉庫に置いておけばいいが衣類はそうはいかない

衣類であるアパレルは今月作ったら季節が変わる前になんとかして売りきらないといけない商品だから競争の激しさがキャンプ用品と違いすぎるのだ

だからキャンプ用品はなかなかセールがないが衣類なんて私達男には毎週セールやってるのか?というくらいセールをやっている


スノーピークはアパレルというレッドオーシャンから抜け出すか圧倒的に優位に立てるなにかを探すかしないとアパレルの分在庫が増えて資本利益率が低下することになる状態が続いてしまうことが続くだろう
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