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戦争は女の顔をしていないが漫画化されたよ

戦争は女の顔をしていないを以前このブログでおすすめしましたが、いつの間にか漫画化されていました

戦争は女の顔をしていない ロシア ドイツ軍 戦争 岩波書店 令和2年2月17日

この本は第二次世界大戦という歴史的に大きな意味をもつ現代社会を作った戦争の中で、独ソ戦、つまりドイツ軍の言うところの東部戦線、ロシア人の言うところの大祖国戦争を戦ったロシア人の従軍した元兵士の女性にインタビューをした内容をまとめたもので、以前読んだときにめっちゃ考えさせられる本で読みがいあるのでおすすめしました



ちなみにソビエト連邦時代のロシアは女性兵士を看護婦や事務員のような補助的任務のみならず戦闘機や輸送機のパイロットや歩兵隊の兵士など前線での勤務に投入しました


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ちなみに歴史的に言うと第二次世界大戦でロシアに侵攻したドイツ軍は北方軍集団、中央軍集団、南方軍集団という3つの大きな集団にドイツ軍の東部に配置した軍隊を分け、師団を組み合わせて軍団に編成しナポレオンの大陸軍を上回る歴史上最大の兵力300万人でロシアの奥深くに侵攻し、北方ではレニングラード、南部ではクリミア半島そして中央部ではモスクワの教会の塔が見えるところまでロシアに攻め込みました

ドイツ軍は用意周到な作戦と経験豊富な兵士と航空優勢により順調にロシア領内へ侵攻しロシア侵攻の初期段階のバルバロッサ作戦の段階で数万人単位ずつロシア軍を包囲し大量のロシア人捕虜を捕獲しました


そのことにより、パニックに陥ったソビエト連邦の総司令部は指揮下の部隊に対して機動や作戦や戦力の優勢による戦い方ではなく「死ぬまで持ち場を守れ」という命令を出し、ドイツ軍とのソビエト軍の戦いを戦争というよりも殺し合いというものにしてしまいました

つまり、ソビエト軍は初戦での敗北による総司令部からの死守命令により、独ソ戦中期から後のソビエト軍はもはや包囲されても降伏しなくなり殺されるまで戦うようになりました

このことは包囲されても降伏しないというルールを新しくつくりだし、ドイツ軍の戦争のやり方である電撃戦を通用しないものになってしまいました


第一次世界大戦から後の戦争では軍隊の弾薬の消費量が爆発的に増えたため、基本的に包囲されてしまえば必要な物資が不足してしまうため戦うことができないので降伏してしまうほかありません

しかし、ソビエト軍司令部は死守命令によりドイツ軍にソビエト兵が降伏することを許さなくなり、ドイツ軍がソビエト軍を包囲してもソビエト軍が降伏しないようにしたわけです



つまりソビエト軍の死守命令によりドイツ軍はそれまでの電撃戦のように相手の軍隊を全周包囲したら終わりではなく包囲したらつぎは包囲の中に取り残された軍隊を全員皆殺しにしなくてはいけなくなったわけです

そのため独ソ戦は殺されるまで殺し合うという最悪の戦争の形態をつくりだしてしまいました

独ソ戦では明らかに包囲されている状態でもロシア兵は降伏せずに最期まで戦いが続きました
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この戦争は女の顔をしていないは、おそらく歴史的にもかなり価値が高い本です

男性の書く戦記本は「ジジイの自慢話」のように多くの不純物やフィクションを含んでいるからです

さらに悲惨な面も削除されてしまいます



岩波書店という硬派な出版社から出てるだけ有り結構ハードな内容で単にミリオタだからというだけで読むには重すぎるし「あたしゃ平和主義者、戦争反対!戦争したいやつ全員死ね」という人にも重すぎる内容です


今回戦争は女の顔をしていないが漫画化マンガ化されたことで、文字ばっかの本を読めない人にも触れやすくなったと思います




ぶっちゃけ岩波書店の方を読んでほしいですが、ここはしゃーない、せっかくなんで漫画本でも良いのでぜひ読んでほしいです

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