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いきなりステーキが引っかかったのは地域経済格差の罠

いきなりステーキが今、窮地に陥っている

店頭に社長のメッセージを張り出すという最後の手段にすら追い込まれているほどだ

このいきなりステーキの窮状は店舗数を増やしすぎたとか客が飽きたとか肉がまずいからという理由ではない

もちろん原価率が高いからであるということでもない

そもそもいきなりステーキは安価なステーキ肉をセルフサービスで焼く店であり鉄板焼きのお店のように極上の肉を極上の焼き加減で食べる店ではないからだ

いきなりステーキの競争相手はステーキ屋ではなく回転ずしだったりファストフード店だ


私の分析ではいきなりステーキの今の窮状は歴史上これまで繰り返されてきた地域格差の罠にハマっただけだ


それが地域の所得格差


いきなりステーキは首都圏エリアを中心に出店を続け全国に出店を繰り返してきたわけだが、問題は地域の所得格差で、北東北や四国や九州の最低賃金790円と東京都の最低賃金は1013円の差は223円もあるのだ

8時間働けば223*8で1784円、つまり九州と関東では一日ごとに1784円の格差が開いている(冗談だと思った人は自分で調べてほしい)

これはちょうどいきなりステーキでワイルドステーキ300gを食べられる金額である


厚生労働省のページで所得格差について調べると、日本では全国統一の最低賃金ではないため所得もこれに準ずるため、飲食店は首都圏エリア関西エリア、中京エリアの所得の高い地域から離れれば離れるほど潜在的な見込み客は相対的に減少することになる


つまり同じ10万人が住んでいる地域に出店をしても関西エリアと九州では来る潜在的な客は大きく違うわけだ


だからいきなりステーキは店舗数を増やしすぎたとか客が飽きたとか肉がまずいからではなく、単に、地域格差という罠に引っかかっただけなのだ



飲食店で言えばチェーン店はその成長の最後の段階で九州にやってくるが、衰退の最初の段階で九州から撤退していく


とくに意識高い系の飲食店チェーンは福岡を九州の中心と錯覚して福岡の天神や博多駅に出店をするわけだが、福岡も同じく九州の所得水準なので当然遅かれ早かれ閉店してしまう

エッグスンシングスがそうだしアニメイトカフェもそうだ

よく福岡は家賃が安いとか物価が安いとかいうがなんのことはない、貧乏人の街というだけだ


だから経営学をかじった意識高い系のいきなりステーキに関する解説の多くは間違ってしまう

その理由は机上の空論、紙上談兵みたいに浅はかな分析をしてしまうからだ


いくらたぬきの皮算用をしてもたぬきのいない地域ではたぬきは狩れない


そもそも飲食店はメニューが最高の味である必要は無い

そのことは世界で成功しているファストフードのチェーン店が証明している


例えばマクドナルドのハンバーガーは美味しいとはお世辞にも言えない、そしてバーガーキングのポテトはお世辞にもうまいとは言えない


しかしそれぞれ世界で成功している


それは商品開発ではなく価格が正しいからだ

飲食店の場合、選ばれる理由は美味しいからだけと限らず、キッズメニューがあるからとか長居できるからとか安いからと言う理由でたいして美味しいとは言えない飲食店でも生き残ることができる


そしていきなりステーキの商品の価格は首都圏エリア関西エリア中京エリアではおそらく妥当な値段設定なのだろうが、1日に1784円も最低賃金での格差がある地域では生き残ることができないというだけなのだ

東京では1013円*8で最低賃金は1日8104円だが九州なら790円*8で1日6320円、そらいきなりステーキも生き残れるわけがない


いきなりステーキの失敗は実はよくあることでいきなりステーキが初めてではない、大阪王将なんかも閉店を繰り返している


東京価格の飲食店は九州や北東北や四国では生き残ることができないというだけなのだ



だから私のアドバイスとしては東京や大阪で飲食店として成功したら地方に出店を続けるよりもむしろボーダレスにアジア全域を見渡して香港や台北やソウルなどに出店を続けるほうがおそらくよいと思われる


これは事実だが、九州や四国よりも国が違ってもソウルや香港のほうが可能性があるからだ

事実、ラーメンの一蘭の出店エリアを調べてもらえばわかるが、一蘭は南九州や東北地方、四国、北信越などを市場として見ておらず捨てている

https://ichiran.com/shop/
↑一蘭のマップ

なんなら、一蘭は福岡の横の佐賀にも大分県にも無いし、山口県にも無いのだ


安倍総理のアベノミクスのおかげで九州四国や北東北の最低賃金は韓国以下、だから国内にとどまる無理をする必要がどこにあるというのだろうか?



ニュースやブログでわかったようなことを解説するバカみたいな解説者は多いが、実際のところこれは事実だ



これが事実だ

一人あたりの利用額が低くても生き残ることができる飲食店しか九州や四国では生き残ることが難しい

アベノミクスのおかげで韓国以下の貧乏人だらけになった日本よりも海外に目を向けたほうが良い

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