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あなたは経営者よりパワーを持ちましたという狂言ワンタップバイ

One tap BUYは少額投資のサービス

投資サービスであるワンタップバイで株を買うとあなたは経営者よりパワーをもちましたという謎のメッセージが画面に表示される

インターネットでワンタップバイについて検索するとアメリカ株のアマゾンやテスラやナイキやマクドナルドの株を買った人のスマホ画面にあなたは経営者よりパワーをもちましたというメッセージが表示されるのを見ることができる


しかしこのあなたは経営者よりパワーをもちましたというメッセージ、いったいどうしてワンタップバイは何考えて表示させているのか私には理解に苦しむ


スマホからはした金の1000円から投資を始めるというワンタップバイのコンセプトには共感するがあなたは経営者よりパワーをもちましたというメッセージは狂言だと思うからだ



よく、投資の初心者は株式を買うと企業の一部を保有しているとか企業の分け前を受け取る権利を買うと、バカみたいな解釈をするというか錯覚する



しかし、会計的にも株式投資的にも株式投資することが企業の一部を保有すると考えるのは間違いである


会計的には株主には2種類が存在していて特定株主少数株主とそれぞれ呼ばれる

そしてほとんどの少額投資家は少数株主に分類される

この特定株主と少数株主の違いはなにかといえば経営に参画しているかどうかで、特定株主はまとまった金額で発行済株式の中で多くを保有するために取締役会に代表を送り込めるし、企業の重要な決定に議決権を持つが、少額投資家は株式をわずかしか保有していないため事実上少額投資家である少数株主は取締役会と特定株主の決定に自分の保有する株式の上がり下がりや資本政策を好き勝手に操られる弱くて脆弱な存在でしかない


つまり保有する議決権があまりに少ない少数株主に属する投資家は、大株主である特定株主と取締役会に、企業統治や資本政策を好き勝手にされ発言権はなく自分の保有する株式の価値を勝手に操られる存在なのだ


例えば第三者割当増資がそうだ

第三者割当増資では株式を発行する企業は特定の企業や個人に対して株式を多少割安に新しく発行することで戦略的なパートナーになってもらうわけだが、この第三者割当増資の過程で殆どの場合株式は議決権が希薄化するため株価は下落してしまう

つまり第三者割当増資が実行されれば少数株主は議決権を勝手に譲り渡されてしまうわけだ

このとき少数株主にできることは株式を手放すか値下がりしないことを祈ることだけだ


だからワンタップバイで投資するような少額投資家、いや、小銭投資家が経営者よりパワーをもちましたなんていうのは資本の論理から言ってありえない

そんなことは絶対にない

少額投資家は株式市場の中で常に企業の経営陣と大株主である特定株主の食い物にされる可能性が高い存在なのだ


企業の経営陣はワンタップバイで株を買うようなバカ(失礼)が5株や20株株を保有してもなんとも思わない


なぜなら議決権になんら影響は及ぼさないからだ


企業の業績が悪化しても企業の経営陣は運転手付きのセダンで移動することをやめないしファーストクラスで移動することをやめない

その間ワンタップバイで投資した資金が20%も30%も下落しても謝罪すらしないのだ


投資歴10年程度以上の人はアメリカのゼネラルモーターズやクライスラーが金融危機の頃に経営危機に陥った時、ゼネラルモーターズの経営陣はワシントンにプライベートジェット機で乗り付けたことを覚えていないだろうか?


経営陣てああいうものなのだ


だからワンタップバイはあなたは経営者よりパワーをもちましたなどという馬鹿げたメッセージをやめるべきだ

少額投資家で少数株主である人は株式市場ではいつでも食い物にされるおそれがあるプランクトンでしかないのだ



ワンタップバイで株式を買うというのは企業の成長の分け前を受け取る権利を買うことではなく、特定株主のリスクの切り売りを買いましたというだけに過ぎない


もし、そんなにリスクが低くて儲かる会社なら株式なんて公開するはずがない


日本でも大塚製薬やリクルートはなかなか上場しなかったし、飲料メーカーのサントリーも儲かる酒部門は上場せずに伊右衛門やボスなどの清涼飲料水部門だけをサントリー食品として上場させた


だからやはり株式なんてリスクの切り売りなのだ


少額投資家は株式を企業の一部と考えるべきではない、それは特定株主が言うセリフで、少額投資家にとっては嘘だ
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