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iPhoneがサブスクリプション!?で販売だと

iPhoneが次のステージに進もうとしている


現在、iPhoneは新しくモデルが出るたびに値上げしているため、iPhone11Proでは税別106800円というなかなかの高額商品になってしまっている


そしてそのことが一括払いできない收入層の顧客がiPhoneを買うことの障害になってしまっている

しかし投資家向けの収支報告でアップルのティム・クックCEOが示唆したようなiPhoneをサブスクリプションサービスというやり方で提供するというのは良い考え方に私には見える


なぜならこれはアメリカ人の大好きな金融屁理屈で儲けるやり方だからだ


いま、アイフォン11Proは一括払いするかローンを組むかの方法で買うことができる

しかしこれをサブスクリプションサービスという売り方にするとどうなるかというと、住宅ローンのCAM(元本均等返済)がCPM(元利金等返済)に変化したような爆発的な変化が起きる



もともと住宅ローンではCAM、つまりコンスタントアモチゼーションローン(元本均等返済方式or元金均等返済)という方法で返済額が決められていてこれはつまりローンの返済日ごとにはじめに一定額の元本を返済し、ローン残高にたいして利息比率を掛けた分を利息として支払う

これはつまり、100万円を10年利息年利6%で借りてCAMで返すなら1年目はまず利息分を100万×6%で計算し、6万円をもとめ、これに100万円の(元本/支払回数)で10万円を元本として加算することで、1年目の返済額16万円が求められる

二年目は1年目に返済した元本10万円を差し引いた借入金の残高90万円に利息の金利6%を掛け利息分を計算し、これと1年分の元本10万円を加算して返済額をもとめる

CAMの良い点は、返済額が毎年減っていくためローンの借り手は毎年負担が減って楽になれるということだ、CAMは構造上ローンの初年度が一番返済額が多いがその後毎年の返済額は減っていく



ちなみにこのCAM(元本均等返済方式or元金均等返済)は住宅ローンでは現在ほとんど使われていない
銀行の住宅ローンの説明をみてもみな、元本均等返済方式ではなく元利均等返済方式だ

なぜCAMじゃなくCPM、この元本均等返済方式にはローンを貸す側が借り手から吸い取れる旨味成分が少ないからだ

まずこの元本均等返済方式の問題点は借り手からどんどん元本が返済されてしまうという欠点を持っている

例えば10年のローンなら1年目にはもう貸し出したローンの10%が返済されてしまうのだ、ということはどういうことかというと、住宅ローンという安定した不動産向け融資を貸し出したのに、また新しい借り手を探さないといけないということだ


つまり元本がどんどん返済されてきたら、新しい借り手を探さないといけないのだ


そこでCPM(コンスタントペイメントローン:元利金等返済)というものが生まれた


このCPMは何が優れているか?というと元本が返済されないという点だ


つまり元本が返済されないということは融資した額から得られる利息の総額が大きくなるというわけだ

それに元本がゆっくりとしか返済されなければまた新しい借り手を探し回る手間も減る


このCPM、支払金額の決め方は毎年いくら払えるか?を前提に毎年の支払額を決める

これはなぜかというと、ローンの借り手からできるだけ多くの需要を引き出すためだ、CPMはいくらまで借りて良いか?ではなくいくらまで払えるかをもとにローンを設計する、その結果返済ごとの金額は一定になるようにローンが設計されている、つまり初年度の返済額から毎年の返済額は減少していく元本均等返済方式とちがい、CPM(元利金等返済)は毎年の支払額は一定である


すると、本来なら田舎町に700万円の中古の家で良いと考えていた家族に、2000万円の新築の家を売ることが可能になる


これはなぜかというと毎年毎月の支払額が一定なので「なんとなく払えそうな気がする」金額にローンを設計することができるからだ


つまりこの家の適正価格は?とか自分が借りて良い金額は?じゃなく、毎月7万円は払える?とか11万円なら払える?みたいな判断基準になってしまう


そうなるとなぜかローン総額や利息総額に対する認識が甘くなってしまう

その結果、CPMはローンの貸し手にとって美味しいローンとなっている


で、iPhoneも今後ただのローンからサブスクリプションにすることで、月々いくらまで出せるか?という判断基準になりiPhoneの価値が過大評価になり1台のiPhoneからアップルはより多くの利益を引き出せるのではないか?と私は考えている



月々いくらまで出せるかという判断基準にすることでiPhoneの価値はさらに上がるはずだ
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