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川での水難事故の原因は砂防ダム

川での水難事故が最近増えている

日本人の所得の低下でレジャー施設やショッピングモールに行く代わりにアウトドアが盛んになっているそうだが、その影響もあるのだろうか?

暑い季節に冷たい川で遊ぶのは楽しいが海とはまた違う川の危険に遭遇した人も多いはずだ

何しろ川はたった数メートル進んだだけで深さが2mにも3mにもなっていたりして危険だからだ

海の砂浜とは危険度がだいぶ違う

昔から日本人は川で遊んできたのになぜ最近川での水難事故が多いのか?私はその理由を砂防ダムなんじゃないか?と考えている

砂防ダムというのはなにかというと、川の流れを遮る形で設置される構造物で川から土砂が下流に流れていくことを防ぐためのものだ



で、まず川での水難事故で多いのが「砂防ダムに水がたまった部分で遊ぶ」というものだ

砂防ダムは土砂を遮るために設置されているため土砂がたまるわけだが、同時に砂防ダムは土砂がたまり続けるとまるでプールのような形になる事が多い

そこで、プールのようになった部分で行楽客は遊ぼうとするのだが当然プールじゃないから深いし危険なので水難事故が起きやすい場所である

以前には浮き輪を使っている子供が砂防ダムから転落して流されたという事故もあったそうだ

砂防ダムで事故に合うのは砂防ダムをプール代わりにしてしまう利用者側に問題があるといえばそうなのかもしれない





で、砂防ダムと水難事故の問題はもうひとつ「砂防ダムの下流に砂を送らなくなる」という点がある

砂防ダムは土砂をせき止めるために作られたのだから当然なのだが
砂防ダムの下流は土砂が上流から補給されないためやがて底の部分がえぐれて深くなったりあるいは土と砂が流されて大きな岩だけ残り岩場になりがちだ

すると自然の状態だと岩の隙間を土砂が埋めて浅いW型だった川は砂防ダムが土砂をせき止めると土砂がだんだん流れていき岩だけ残り、岩場になった川は中央部が深くなり両岸は浅いという凹型?V型に変化していく


つまり中央部が突然深いので中央部に近づいたら最後足がつかないし踏ん張る地面もないわけだ

また岩だけのこっているので岩にダイレクトにぶつかって怪我をしてしまう

これは国土交通省の思想が大きく影響していて日本では川は「川はでっかい排水路!」という理屈で管理されているため川で遊ぶやつがいるのはもともと国土交通省からみれば想定外なのだ

なら砂防ダムがない状態ならどうなのか?というと自然の状態の川は岩場以外に砂利や小さい石や水辺の雑草が茂っていて見栄えは悪い、しかし普段は水深が浅い傾向があるのでこれなら増水していなければ転倒しても起き上がれる可能性は高いと言える

なんなら今の日本では山の中の早く流れる小川よりも平地のゆっくり流れる川の方が危険である

これまで日本では防災の為と言いながら公共事業をしてきたが、もしかすると今は公共事業をした海や川にも利用者がいるということを思い出すタイミングなのだと思う
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