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上級国民のよくやる不正「基金」

日本人みんなから1円ずつもらうと1億円集まる

そういう妄想をしたことはないだろうか?

私も当然したことがある

日本では誰かがみんなから1円ずつ受け取るだけで1億円になるのだ

そしてこういう考え方を市場予測とも言う

例えば自分が製紙会社の社長なら女性の生理用ナプキンの新製品を販売することを考えたとき、日本人のうちまず男性を除外して次に女性のうち高齢者と二次性徴前の女児を外して買い手の市場全体の規模を考え、女性のうち既存の自社商品を買う人と他社製品を買う人が潜在的な顧客になるわけだ

商品を売るとき、ターゲットが限定されてしまう商品は生理用ナプキンのように限られた人たちを顧客として奪い合うことになる


さて、この記事は上級国民のよくやる詐欺「基金」というものだが、この記事では上級国民である公務員や政治家や企業関係者はしばしば基金というものを使って悪事を行うことを書きたいと思う


ちなみに基金(Fund)とは特定の目的のために複数人がお金を出し合い貯めたお金から目的の達成のために支出していくというものである

だから、国際連合の組織であるWFPやWHOもある意味基金だし、厚生年金や国民健康保険も基金だ、そして住民税も所得税もそうだ


で、基金はいろいろな地域や時代、社会で見ることができるお金のやり取りで、例えばイギリス人は職業ごとのギルドで同僚の葬儀代を工面したし、日本でも同僚の親が死ぬと数千円ずつ同僚が出し合うことがある
18世紀のカリブ海の海賊は怪我をして引退する同僚の怪我の具合に合わせて奴隷や金貨を与えるというルールを持っていたそうだ
また、アフリカの狩猟採集をしている村では捕れた獲物の一部を同じ村の人たちに配り、同じ村の人たちも同じように他の村人に配り、やり取りすることで獲物が捕れなかったときのリスクを分散している



歴史上では基金はしばしば「神に誓って」という前提で契約者、参加者が合意して作られた


なぜなら、お金のやり取りは恨みを持ったりする人や不正をする人が現れるので神に誓うことで公正さの源である個人の善意に訴える必要があったのだ


だから、キリスト教の協会はイギリスで19世紀に初期の簡易保険や生命保険がうまれたとき「危険だ!」と信者に訴えることすらした


つまり18世紀当時の人たちにはお金のやり取りが正しくされることを信じられなかったのだ


18世紀の当時の人たちには基金の持ち逃げを捕まえてくれる警察やリスク管理の計算方法の数学が無かったというのも大きい

実際、労働者同士や同僚同士で作られた基金は分配方法の計算間違いによる破綻や持ち逃げや先に入った人が有利すぎる(日本の年金と同じような)というような問題は常にあった


で、企業や個人のモラルが上がりお金のやり取りで恨みを持つ人や不正を持つ人が減ってきた現代ではいろいろな基金的な組織がいろいろな目的の達成のために活躍しているのだが、やはり21世紀の現代でも不正をおかしたり日本の年金のように破綻に瀕しているような基金も大きい



で、基金が破綻する理由は基金の持ち逃げや日本の年金のように計算間違い(あるいは環境が変わったのに減額しないこと)以外に基金自体を食い物にされてしまうということがある


基金は目的の達成のためにみんながお金を出し合うわけだが、金額が大きくて複雑な目的のための基金だと管理人役をする人が必要になる


しかし、このとき、役得を求める人が管理人役につくと基金の現金が内側から食いつぶされることがある

例えば日本で言えば、年金でやらなくていいグリーンピア〇〇というリゾートホテルの建設運営やマッサージチェアを買ったり、オリンピック組織委員会が無駄に良いオフィスに入ったりハイヤーで移動するみたいなことを始めるという状態だ


21世紀の日本で上級国民と言われる人たちはわかりやすい資産を蓄える代わりに基金を食い物にして役得を手に入れている


役得であれば報酬として受け取る金銭のように所得税がかかることなく経費として食事したり移動したりホテルに泊まることができる

よく地方の市議会議員が視察と称して海外に遊びに出かけるのも役得だ

あるいは竹中平蔵のように派遣会社の関係者のくせに政府に潜り込んで利益誘導する二重スパイみたいなことをして利益を得るのも役得だ

厄介なのはわかりにくく調べないとわからないという点で、まるで農作物の茎に潜り込んで食い荒らす害虫に近い

つまり現代の上級国民は昔の貴族や大名や王と違い、組織に寄生して役得を得るので庶民にはわかりにくいし怒りの鉄拳をくらわせにくい場所にいるわけだ


ロシア革命にしてもフランス革命にしても宮殿を囲める人数が集まると革命はもはやとめることができないのだが、わかりにくく顧問とか相談役とか委員という立場で寄生されたら怒りを覚えても実力行使までは至らない


全く上級国民はうまいこと考えたもんである
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