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祖母の見舞いに行ってきた

昨日は祖母の見舞いに行ってきた

祖母は先日一度危篤状態になったが今は状態は安定している

といってももう食欲も気力もない

見てきた感じ、おそらくこの長引いた梅雨のおかげで夏の暑さが無いおかげでわずかの間命を長らえているのだと思う


昨日何があったかを書くと、病院に着いた時私はあまりにボロボロな病院の外壁にびっくりした

外壁にいろいろな苔が生えていて古臭い設計と合わせて古めかしい建物を見ていると不気味さを感じた


病院の入り口のガラスドアには選挙期間中だからかわからないが、地元の自民党と公明党の議員のアブラギッシュなおじさんと無害そうなババアの候補者に投票を呼びかけるポスターが貼ってあって、それから節電の為に消灯されて薄暗いロビーには安倍総理の選挙用のポスターも目線の高さに貼られていて、まるで病院に似つかわしくなかった


エレベーターで病室に向かうと4階のエレベーター出口の前にはソファーが置いてあった(ボケ老人の徘徊防止)


そして病室のある4階はというと、4階の廊下にはなんとも言えない病院の香りが漂っていて締め切られた空間に滞留していた


私は以前2週間入院したことがあるのだが、今日の香りは前に感じた病院の香りとはまるで違うもので不快な香りだった

言うなれば水洗じゃないトイレの香りを薄めたものに薬品と芳香剤を混ぜたような感じだ


祖母の病室に入ると親戚が来ていて同行した私の両親と話を始めたので私はベッド脇の椅子に腰掛けて病室を見回した

見回すと病院の病室の壁はなんの装飾も無く一幅の絵画も無くて寂しい感じがする

私は病院のこういう無機質な感じが苦手だ、病院に入院すればわかるが病室って精神衛生に悪そうな内装なことが多いからだ

病院でしか見れないあの独特の感じだ


祖母の病室にはいくつかの注意書きの紙が貼ってあるだけで、装飾的なものが無くて寂しい感じがした

そして病室のベッド脇には病室につきもののテレビも無く、私はこの病室にいる人はテレビを見る気力すらない人たちなんだなぁという風に思った


しばらくすると食事の時間になって看護師の女性がお盆に乗せて食事を持って来た

そしてベッドの下にあるハンドルを回して上半身を持ち上げると、祖母は声にならない声で呻き声をあげる

それからスプーンでドロドロの食事を口に運ぶと祖母は噛むけど飲み込まない(飲み込めない?)

食事に食前に飲む薬をかけているため苦くて飲めないと親戚が私と両親に小声で言った

数分間看護師が「飲んでください」と繰り返したが、とうとう飲み込めずにいると看護師はナースステーションに戻り手袋とプラスチックのトレーを持ってきた


そして祖母の歯のない口から咀嚼した食事を手袋をつけた手で掻き出し始めた


祖母は虚ろな目で声を上げているが、私も両親も親戚も見守る事しか出来ない


その後看護師は最後に口の中を拭い、食事のお盆を持って病院を出て行った


私は薬を飲むのは大事だけども、そもそも一口も食事ができないなら薬よりも食事を優先した方がいいんじゃないかな?と思ったが言えなかった



そして親戚が飲み物を祖母に与えると両親がそろそろ帰ろうと言ってきたので私は一足先に車に戻ろうと病室を出ると入院している老人が廊下に立ちすくんでいた


その横を抜けると私も立ちすくんだ


なぜかと言うと、4階のエレベーターのボタンは鍵のついたカバーで覆われていて、鍵がないとエレベーターを呼ぶことができない事に気付いたからだ


そして困ったと思っているとたまたま通りかかった施設の人が「出られますか?」と尋ねたので私は「出ます」と言った


エレベーターがきてドアが開いて中に入ると私は正直ホッとした


なんか重い雰囲気の中から脱出できた気がしたからで


私は弱りきった祖母と向き合う勇気もなかった事に気付いたからだ


真っ暗な消灯されたロビーを抜け入り口の選挙ポスターと安倍総理のポスターの横を抜け外へ出ると私は後ろを振り向いた


暗い病院の中は来た時よりも薄暗く見えた



選挙ポスターはあるのに壁に絵も無い病院の皮肉さに私は怖くなった
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