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キャッシュレス経済の活性化と自営業者の考え方

日本政府によるキャッシュレス経済推進の方針は明白だが、私は疑問しか感じない


それは日本人の現金主義?現金好きと言う今の現状を打開できるのか?と感じているからだ


日本人は調査によると近隣諸国と比べても決済手段の中で現金が好きな人たちだ

そして私もそうだ


私が思うにもしかすると日本人は「現金しか信じられない」という精神病にかかっているのではないか?と言う気がする


つまり社会の枠組みが変化して家族も会社も信じられなくなった日本では社会のネットワークである友人や知人や親戚に頼ると言う傾向が弱まってきていて、さらに会社での安定雇用すら失われており個人があてにできるのは貯金であり預金であり現金だけになったのではないか?と言うものだ

例えば日本では労働者約6300万人のうち自営業者は約11%に過ぎないのだが、キャッシュレスの進む韓国では自営業者は約28%中国では約15%となっている

ちなみにもともと昭和の段階で日本では自営業者の数は減少傾向にあった

私は自営業者の数を「既存の企業に頼らず生きていける人の比率」として見ている


つまり日本は既存の企業に雇われないと生活できない人が多い(あるいは個人開業しにくい社会?)なのかな?と考えている


だから、既存の企業に雇われないと生きていけない人はお金についてどう考えるかと言えば「次の給料日まで、給与の中で生活する」と考えているはずであり、そう考えると、自営業者の多い国の人々とはお金に対するスタンスが違うことがわかる


例えば発展途上国の人たちの暮らしでは稼いだお金をすぐに使い酒やタバコやバクチなどの遊興に使ってしまうと言うことがあるのだが、それは彼らがある意味自営業であるからできるのであり日本人と違い「使ったらまた明日稼げば良い」というスタンスで考えているからできる考え方なのだ


逆に彼らに月給で生活する暮らしを1年も経験させれば、貯金を始めるはずだ


だから自営業の少ない日本では被雇用者の月給取り(サラリーマン)が多いため発展途上国の人たちに比べるとお金を大切に考えるし、現金に価値があると認めているのだ


もし毎朝地元の市場へ農場で取れた朝採りの鶏卵を売りに行く暮らしをしていたらば、日本人も「お金を使ったらまた明日稼げば良い」と言う発想に近づくはずだ



で、日本政府の言うキャッシュレス経済の活性化だが、日本の経済が傾いている今、なかなか厳しいと思う


なぜなら日本人は経済の不安で今までよりさらにお金を大切に考えるようになるし、実質的に事前にクレジットカードで入金するというまどろっこしいシステムで、アリペイのように金利もつかないとなれば利用する意味があまりないからだ


むしろポイントが付くといってもそのかわりに現金の持つ法定通用力を奪われているだけで、実質的には損である(自動販売機でPayPayは使えないと言う意味)


アフリカやアジアの発展途上地域では、今でも自宅で焼いたお菓子や自宅で取れた野菜を市場で売って生活している人がたくさんいる

しかもこの時重要なのは多くの場合、非課税で商売をしていて、さらに保健所の許可も得ていないと言うことだ

つまり日本と比べて自営業の参入障壁がめちゃめちゃ低くてシンプルなのだ


しかし、今の日本では弁当の路上販売は行政指導の対象だし、衛生観念が高すぎて、税金の申告もややこしくて、アフリカやアジアのようには個人の商売が難しいレベルになってしまっている(もちろん食の安全と税収は大事だが)そのため雇われる側を選ぶ人が多く「お金を使ったら稼げば良い」という考え方はますます日本社会から消えていくと思われる



だから、キャッシュレス経済を推進しようとしても日本人は「お金の価値」という事実から逃れることはできないだろう
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