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ベルサイユ宮殿と日本の凋落

いつのまにか観光立国になってしまった日本


政府は日本を訪れる外国人の増加を誇っている


しかし少し足を止めて、冷静に考えて見てほしい

果たして観光立国になる事が幸福なことなのかについてだ

一つ例をあげたい

ヴェルサイユ宮殿は、1682年にフランス王ルイ14世が建てたフランスの宮殿である。

ヴェルサイユはパリの郊外である

ルイ14世は太陽王とも言われ、ブルボン王朝の全盛期の王様であり、ヴェルサイユ宮殿はヨーロッパの庭園の特徴であるアシンメトリー(左右対称)を意識して作られていて、現在は観光地として人気である


このヴェルサイユ宮殿は当初離宮とされたがやがて王宮とされた

そしてそこを警備していたのがアレクサンドルデュマの三銃士で有名な近衛銃士隊である


しかし考えて欲しいのは、ヴェルサイユ宮殿に17世紀18世紀に侵入したらどうなったかという事だ


おそらく侵入したら賊として銃で撃たれるはずだ

なぜかって言えば王宮だからだ



ではなぜ現在ヴェルサイユ宮殿をアジア人もアフリカ人も安全に観光できるのだろうか?


答えは王様が居なくなったからであり、ヴェルサイユ宮殿を観光客に公開して維持費を稼ぐために観光客に公開されているのだ


もしブルボン王朝が健在なら、ヴェルサイユ宮殿は日本の皇居のように侵入禁止のはずだ


しかし現代の日本では観光客を受け入れる事を国家の方針とすらしていて、本来なら神道である神社や伊勢神宮、仏教徒のための設備なのに寺社を外国人に向けて解放して、なんなら英語の看板すら立てている

つまり神道の施設である神社、仏教の施設である寺社を単なる芸術品鑑賞の舞台として、本尊すら鑑賞物にしてしまっている


つまり観光地化というのは結局は大事にして来たものを、ただ見に来ただけの観光客に見せる行為であり、全盛期のルイ14世なら自分の王宮を外国人がウロウロすることを絶対に許さなかったであろうが、観光地化は外国人がウロウロすることを推進する行為だ


しかし現代の日本では観光客を集めるために宗教施設や仏像まで商業化されていて、そういう流れを私は馬鹿じゃないかと思う



今の日本の観光客が多いのはブルボン王朝の衰退と同じく、日本も衰退したからであり、単純に観光客が増えたからと言っていいことだと思ってはいけない


歴史的なあらゆるものの価値観を全て金銭に当てはめて考えるような今の社会の風潮は結局は後には何も残らないだろう
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