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根本から破綻している高橋洋一の理屈

高橋洋一によれば、日本の財政は国債を円建てで発行しているから破綻することはないらしい

5chとかまとめサイトでもよく見る理屈だ

その理屈によれば、政府はいくらでも日本円を準備できるから、債務不履行にはならないというものだ


しかし、歴史的に見ればどれほどの金持ち国家でも、破綻するときは破綻するのだ


大航海時代のスペイン、歴史上最も豊かだった当時のスペインは、ヨーロッパ有数の港町であるアントワープやロッテルダムからの税金、中南米、南米からは金銀や砂糖、コットン、インドからは香辛料など、いろいろなものを生産し貿易していて、しかも労働力は奴隷なので人件費はほぼタダだったので利益率は半端なかった


当時は金貨銀貨の時代であり、コロンビアやペルーの金山銀山を持っていたスペイン王国は文字通り「お金のなる木」を持っていたに等しい


しかし、当時のスペイン国王であるフェリペ2世はヨーロッパ各地の貴族位を持っていたため、ヨーロッパ各地の戦争に巻き込まれたり戦うことで、自分の主張を正当化するために、戦い続けなくてはいけなかった

そのため有名な無敵艦隊を編成したり、イタリア、ネーデルラント(オランダベルギーなどの低地諸国)に軍隊を送ったり、とてもお金をつかってしまった


その結果、毎年大量の金銀を採掘し、プランテーションでコットンや香辛料やサトウキビを作っても浪費に追いつかず、フェリペ2世は借金の支払い停止を4回も繰り返すことになってしまった


当時、スペインは金のなる木(というか金山そのもの)をたくさんもっていたにもかかわらず財政計画が破綻してしまったのだ


つまり、金のなる木を持っていても使いすぎればやがて財政は破綻するのだ


金山をいっぱい持っていてメキシコアルゼンチンチリペルーコロンビア現在のアメリカ合衆国南部フィリピンインド沿岸アフリカ沿岸などの植民地をいっぱい持っていた当時のスペインですらだめなときはだめなのだ。

なんで高橋洋一ごときが自国通貨建てなら大丈夫といえるのだろうか?

いっぱい金山持ってても、だめなときはだめなのだ


まして、現在の非兌換紙幣(貴金属と交換できない紙幣)でしかない日本円は、その価値の源は日本経済の力であり、その力の大きさは有限である


だとしたら国債を発行すればするほどその限界に近づく


無担保の債券である国債は信用があり、利子を受け取れる確率が高いということが価値の源である、そして、利子を払えるかどうかは前述の日本経済の力である


国債の発行は無限にはできない


有限である
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