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人口減少時代にひし餅を作り続ける愚かさ

私の住む田舎町は、産業構造の変化と自然環境の保護ものの見事に失敗した町で、20世紀の悪いところをそのまま絵に描いたような感じの町だ

まさに衰退していく死にゆく地方都市だ

市長は市役所上がりの中央政府の言いなり元公務員だし、補助金で作った市民は欲しくもなかった無駄な運動公園やあきらかな国策のために維持されてる会社とか、自分たちの利益のために徒党を組んでいる建設業とか、やたらとコンクリートを貼り付けた河川敷とか、アーケードがあるのにシャッター通りの商店街とか立体駐車場のあるパチンコ屋に停めてある大量の軽自動車とかみてて悲しくなる風景がてんこもりだ

TripAdvisors(スペルあってる?)という旅行予約サイトの案内を見てたが、その観光地のランキングたるや悲しくなるほどしょぼい、そんな町だ

そんな町では現在も機能しないシステムが現在も動き続けている

つまり、とうの昔に計画した都市計画(そんな高尚なものではない)を今も継続しているのだ

その都市計画によれば、市の主導で区画整理をして山を突っ切る形で道路を作り、その両脇に住宅地を作るらしい
山を切り崩して住宅地を作ってそこに新婚夫婦たちが移り住んで家を立てて新興住宅地が完成すれば市の人口は増えるという素晴らしい未来予想図に基づいて作られたその計画は、私の親戚の農地の脇を切り拓きながら山奥に向けて道路を作り続けている

だけど、この計画がやばいのなんのって

まず市の公式な発表では市の人口は今後2030年までに30%以上減る(すぐじゃねえかwwww)、さらに2040年までに市の全域で人口は減少傾向に入る(やっばw)そう、つまり住宅地はこれ以上いらなくてむしろ既存の住宅地を再整備するべきなのだ

新しい住宅地を開発するというのはなんだかまちづくりをしている感があって、素晴らしいことだが、恐ろしいのは産業政策をせずに住宅開発をしてしまうところだ

今現在の町は仕事がないため優秀な若者ほど進学や就職で町を離れて行く状態で、Uターンしようにも若者にとって魅力的な産業がない
また、九州は賃金水準が低すぎて家のローン以前にiphoneのローンすら組めないひとがたくさんいるような地域だ

また人口の平均年齢も注意点で工事の結果、今後さらに道路が山奥へ進み区画整理が始まる地域は農地とやまぎわに古い住宅が点在しているような場所で、彼らの平均年齢は50歳以上なので区画整理でありがちな換地とか清算金とかを請求されても対応できないような年齢層ばかりなのだ

例えば今の家を取り壊すと言われたらどうだろう?

高齢者の多くは現在の環境を好んで住んでいるわけで、農地面積が減少して採算があわなくなったり、それまでの家の敷地が小さくなってしまうのなら、これはいい機会と考えてその地域を離れる人はかなりいると考えられる

なぜなら、日本では田舎の土地は買い手が現れることがあまりなく、日本の人口の都市への移動傾向を考えると事実上今の持ち主が最後の買い手(つまり需要家)であると言え、手放すいい機会であると考えるとしても不思議はない

今日、その工事現場を見に行ってみるとかつて田畑だった場所は盛り土され、もともとの風景を思い出せないほど風景は変化していた

もはや整骨院と床屋くらいしか残らなかった中心市街地がボロボロであるにもかかわらず、こんな山奥を切り開いてわざわざ自然破壊をして整地され盛り土して馬鹿じゃないかと私は思った

すでに整地されたあたりの分譲中の場所は広かった水田や納屋のついていた古い農家の屋敷の跡地は貧乏人でも土地が買えるように細かく切り分けられて、しみったれた小さな小さな正方形とか長方形の宅地になっていて、私は皮肉すぎて逆におかしくなった

風情があった田舎の農家は今や思い出の中にしかない

遠くからもう一度整備中の土地を見るとその並んだ盛り土はひし餅に見えた


この新しい道路の先の地域も衰退地域で毎年どこかの小学校が閉校するような地域だ、道路というネットワークはつなげると影響を与え合う、でも2030年までに人口が約30%も減る地域で何がおきるのか?

私にはよくわからない

もはや意味をなさない道路建設と区画整理をシステムは継続し続ける

誰の目も届かない山奥を切り開いて、意味があるのかよくわからない道路を今も作り続けている

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