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<米国株アメリカ株テクニカル分析>ソシアルアドバンテージ 香港株、米国株、運輸株、エリオット波動、乃木坂、北野日奈子、九州のブログ

今の段階でIBM買うのは馬鹿

IBM株を買ってはいけないことを一枚の画像で説明できる

2018年6月10日IBM株 アメリカ株 分析

何でか知らんがアメリカ株ブロガーは、ウォーレンバフェットが持っていたからと言う理由でIBM株をポートフォリオに加えている人が多いが、ウォーレンバフェットがIBM株をもう持っていないという点でIBMはあまり素晴らしい株ではなかったと言うことがいえる
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にほんブログ村ここ数年の好景気の中でIBMの売上高は低迷を続けていて、もはや投資対象として他の株式に比べて優れたポイントを上げることが難しくなっている

私はIBMのこの失速は逃げたことが原因だと考えている

つまり、BtoCを捨ててBtoBのビジネスに軸足を置いたことで、IBMはアメリカの景気循環のなかで下流に置かれてしまい、以前保有していたような事業が持っていた景気に対する敏感さを失ってしまったのでは無いかということだ

その象徴がパソコンで、IBMは2004年末に発表した中国のレノボへのPC部門の売却で、IBMは消費者が直接触れられるIBM製品の代表を失ってしまった

確かにパソコンはもはやただの組み立て業務になってしまったわけだが、ブランド名のついた商品を普段から直接触れられるというのは実はメーカーにとっては大きな意味を持っていて、企業で働いている内部の人がコンピューターやソフトウェアの設備投資を考える時、どこに頼めばいいか考えている時、普段愛用しているパソコンを買ったところと同じメーカーにより複雑なサーバーや業務向けソフトを頼むのはよくあることで、これはパナソニックや東芝がテレビを売ることで認知度を高めて他の白物家電を有利に売っていた時代とあまり変わらない

結局、会社向けのコンピューターやソフトウェアをどこに頼むか考えた時、単に知っているからというだけで今使っているパソコンのメーカーと同じところに頼むということは普通のことだ、なぜならコンピューターはもはや複雑化しすぎて家電の冷蔵庫や掃除機を買うようにユーザーは長所短所を好きに比べることができないからだ

そのため、あえてパソコン部門を切り離さなかったDELLとHPE(ヒューレットパッカードエンタープライズ、HPの分割後の後継企業)は現在でもサーバー部門でそれぞれIBMの2倍以上のシェアを有している

さらに言えば個人向け商品は景気の循環の中では企業向けの設備投資用の製品よりも早く売れ始める為、企業向けに商品サービスを提供するのを選んだIBMは景気の循環の中で後の方に並んでいる

企業はまず在庫を売り、次に従業員を残業させてそれでも足りない時に設備投資を始めるからだ

つまりIBMの提供する製品、サービスは景気が良くなってもすぐ売れるものではない

さらに個人向けの商品と違い企業向けの製品やサービスは製品を納入してもそのタイミングで代金を受け取れることは少なく掛売りの形になってしまい、売上高が同じでも企業向の製品の製造販売は資金効率が低くなってしまう、つまり総資産回転率が低くなる

そのため消費者が購入と同時に代引きや銀行振込、クレジットカードなどで決済する個人向けと違うことを忘れてはいけない

また、IBMはおそらく刈り取り戦略をとっていると私は考えている

刈り取り戦略とは何かと言うと、今の企業のポジションを活かして設備投資を絞ることで利益を出すことで、企業の製品が陳腐化する中で、最後に利益を得る時に使う方法だ

具体的には企業の利益の伸びが伸び悩んだ時に、それまでの企業の信用を元に負債を増やして資産を減らして自社株買いをして、株主への配当を増やすというものだ

これを使えば株主資本の利益率であるROEをたかいまま維持することができ、経営陣は責任を問われることもない

このやり方は事業の安定している食品会社などでよく使われる

一見ROEは高いが、もはや株式投資としての魅力はあまり見込めない企業がよく使う方法で、これはアメリカ企業の経営者の経歴がROEの上下と連動しているから見られる現象である

ファンダメンタル分析をよく知らない人はこういう株を高配当だと言いながら喜んで買ってしまう

ちなみにIBMは今の所株価を買い集める動きもない

まだ買うべきじゃない株だ

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