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雀の涙の意味と由来と類義語と対義語

(1)古来から日本人は、自然に対して恐れを感じると同時にとても深い親しみを感じて接して来ました、海や山、風や雷などの自然現象、そして動物たちをを擬人化して、しばしばその特徴を観察することで慣用句を作って例え話などに使ってきました。 「雀の涙」もその一つです。雀の涙は日本独自の表現の慣用句であり、例を挙げると「あれだけ働いたのに雀の涙ほどの貯金しかない」や「大変な仕事なのに雀の涙ほどのボーナス」と言うように使われている文語口語ともに使われる慣用句です。

(2)雀の涙の意味
「雀の涙」とは、実際に雀が涙を流して泣いているというわけではなく、状態を表すのに使われている形容詞で、特にお金に関わる時に使われていて雀の目の大きさに例えて「思ったよりも少ない」時に雀の涙をつけて「少ない」とか「少なすぎる」という意味を持ち、さらに「ちょっとだけ」「ほんの少し」という相手に自分の感情を表すのにも使われています。あるいは「足りない」という数量にたいする不満の感情を表すのにも使われています。
(3)雀の涙の由来・言葉の背景にあるもの
雀は日本に住む鳥の中で日本人に最も馴染み深い鳥の一種で、住む場所を選び深い森の中や林にしか住めないような鷹や鷲などの大型の鳥と違い、雀は町の中や、住宅街の中、田んぼの多い地域、山奥の村、漁港の町など日本中ほぼどこでも見ることができる最も身近な小鳥です。雀はとても小型の鳥で手のひらに乗るほどの大きさしか無く、大きくとも16cm程しかない小さな鳥で、昔の日本人たちはそんな身近な雀の大きさを小さいという共通認識があり、小さい雀の涙は流してもほんのちょっとだけだと、例え始めたのが雀の涙のきっかけです。
(4)どんな場面で使えるのかというと

雀の涙が使えるのは、がっかりした時の自分の思いを相手に話す時や文字にする時です。 「こんな雀の涙の給料じゃ来月まで生活できないよ」 「あれだけ良くしてあげたのにお返しは雀の涙だった」 「あの人はケチだからたったこれだけ雀の涙しかくれなかった」 「雀の涙のはした金、これが30年間働いた退職金」 というふうに使われていて、不満の心や少なすぎたと思った時に使われている表現です。

(5)類語・対義語を紹介 します
雀の涙のよく知られた類語には、同じく少なすぎるという意味を持っている、僅か、少し、微量、ちょっぴり、申し訳程度、多少、若干、これだけ、こんだけ、一抹、微微、ごく少量、寸分、一縷、いくばく、はした金、小金などの言葉があります。 雀の涙の対義語は、雀の涙の少ないと思う気持ちの逆の意味で普段使われている慣用句で、過剰、過多、過度、過大、極度、過度、法外、目茶、無茶、過当多すぎる、多かった、あふれる、余計、途方もないのように、量が多すぎると表す時に使う慣用句が雀の涙の反対語です。

(6)雀の涙の意味から学べること
雀の涙の慣用句は人間と雀の関係性があり作られた言葉で、雀は茶色で地味ですが可愛い小鳥で、稲作をする日本人とは歴史の中で常に身近な存在でした。なぜなら雀たちが産卵し、孵化したヒナの子育てをする春に、日本人たちは主食である米や麦を作るために田畑を耕し始めて土をひっくり返していて、その人間が耕した後に驚いて田畑の表面に這い出てきた虫をヒナの餌にすることで雀はヒナの子育てをしていたからです。ですから、雀は林の中よりも人間の住む田畑のある農村やその周辺を好んで住み家にして居着く習性があります。日本人たちはいつも自分たちの身近を飛び回る雀に愛着を持って見つめ、また、農家の頭痛の種である、田畑の虫を食べる益鳥としてありがたいと考えてきました。雀の涙以外にも雀には他にも「竹に雀」や「雀百まで踊り忘れず」などのことわざがあり、日本人との長い関係がそこから垣間見えてきます。
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