FC2ブログ
 

米国株テクニカル分析ブログ ソシアルアドバンテージ 香港株、米国株、エリオット波動のブログ

出版界への疑問と提言(2)出版社へ

 回転率について述べる前に、小売店が持つべき「在庫」の理想値はどのように定義できるだろうか?

・お客が欲しいものをすべて置く?
・コンピューターで在庫を予測して、売れ筋を残して死に筋をなくす?
・売れ筋だけ仕入れて安売りしてみる?
・1つの顧客集団を設定して、その層に訴えかけるブランドと品質を構成する?

 私が定義する在庫の理想値は「0(ゼロ)」だ、実際、在庫が0に近づくほど在庫管理の手間やトラブルは減り効率性は高まる。 

食品で考えてみよう(雑誌でもコンピューターでも仕組みはだいたい同じだ)、賞味期限の都合上、食品の残存価値は右肩下がりの直角三角形になる。
そのため、仕入れて入荷された初日が一番価値が高い(財務的には)だから、在庫を持たない事自体が回転率を高めることに繋がるのだ。

本にしてもそうだ、月刊誌はたった1ヵ月で賞味期限が来てしまうし、週刊誌に至っては1週しかもたない。恐ろしく足が速い

在庫回転率=売上原価/期末棚卸高

在庫が無くて仕入れて仕入れたものをすぐまとめて売れば、儲かる、これは会計を勉強する人なら誰でも夢想し探し求める「青いバラ」であり「象の墓場」だ。

現実にそのような事業はなかなか存在できない。
あ使う商品が少なければ事業の安定性がかなり損なわれるし、一つの商品で勝負をかけられる経営者創業者も少ない。

マクドナルドやアップル、そして石油会社は扱う商品の種類が少なく、需要も多い商品なので、大きな利益を得ることに成功している。


つまり、

仕入れ→陳列ーーーーーーー→販売
        ↑
       ココを短縮すればいい

 出版社への提言、受注生産を試してみる。

工業の世界では、より上流の段階の仕入先企業に特注で発注することはよく行われている。

例)より薄くて強度の高いガラス、より小さなネジなど

そこで、出版社がためしてみるべきなやり方①は、「受注してから書き始める」

というやり方だ。

例えばミステリーが好きな読者に、書いて欲しい作者を指定してもらって、前払いで代金を受け取り、書き上げ次第発送するのだ。この時重要なのは、前払いということと採算がとれる冊数ということだ。
出版社の現在のやり方では、とりあえず出版してみてから結果がわかるので、少数の大ヒット作家がその他の「ハズレ」を食わせる形になっている。
これは再販制度という制度と日販トーハンといった取次会社の「ねじ込み力」に支えられたやり方だが、これでは効率が悪い。

注文ありきで作り始めれば「採算割れ」という事態は避けられる。

デメリットとしては実績のある名前の知られた有名作家に仕事が集中してしまう事、その時書きたい作品がかけないという点がある。

これを避けるには「短編集」で売ることである。
Aさん一人に書かせればAさんファンしか買ってくれないが、AさんBさんCさんDさんに書いてもらえば4人のファンが買ってくれるのでリスク分散できるし、読者も新しい作者に出会える


その②
タイアップする。
作品に地名を出すのだ。男はつらいよの寅さん、釣りバカ、どちらも旅するシリーズだ。
寅さんは地方を旅するたびにマドンナと出会い失恋する、でも、寅さんには帰るべき浅草がある。

釣りバカ日誌のハマちゃんも仕事で地方を訪れては釣りをする。

私の地元も映画になったことがあるのだが、不思議なのはそれほど興味がなくても自分の地域が出るとなれば映画を見に行ってしまうのだ。地方の人間てそんなものだ、いやホント(^O^)

このテクニックをつかえば特定の地域では確実に需要が増える

しかし、逆にやってはいけないのは、主人公の住所を東京にしてしまうことだ。
東京都民は地域への帰属意識が低く(そういうのが嫌だから出てきたわけで)、忠誠心は期待できない。
人口が多いから都民をターゲットにすればいいかと思うかもしれないが、罠である。

まあまあ本を読んでいる地元大好き県民が多い地域が理想である。
福岡とかどうかな?

その③
定番の廉価版を作り、そこで利益を出す。
「定番」というのは「売れ筋」と同義語である。

例)定番・・・ハウスバーモントカレー、エバラ焼肉のタレ、アサヒスーパードライ、カルビーポテトチップス
これらの商品は安定して売れるので、在庫のまま放置されることが少ない

社会人が一度は読みたいと思っている古典や有名作品の中で、著作権が切れているものを集めて「文庫」をつくる。
この時、簡易製本で500円均一など買いやすいシリーズものにして、「読むべきだ」「読んでいて当然」のようなステマを流す。


定番のいいところは在庫リスクが少ないところだ。
無名の作者の書く新作小説の需要は読みにくても、「論語」や「孫子」を読みたい人はいつの時代も一定量存在する。

おすすめジャンル
◎中国古典
孫子・呉子・論語など有名な物が多く、一定期間ごとの三国志ブームがあるのでファンも多い
◎神話
ギリシャ神話・北欧神話、日本書紀
聞いたことはあっても詳しくは知らない人がほとんどの分野、中二病をこじらせた中高生が買ってくれるはず
ゲームや小説の元ネタになることも多い。



おすすめ記事一覧

シドニアの騎士で発見したおもしろシーン シドニアの騎士面白いです

面接で給料聞いたら不採用の日本 DUDAで転職するなwwww

財務について学びたいならこの3冊を読むこと

スタバで飲むコーヒーのまずさよ

富を生み出してきたのは新しい産業であって評価しつくされた古い産業ではない ハイテクの妙味

ALSOKが政府と結びつき始めた時代の変化、民営刑務所の恐怖 (警察国家へようこそ、政府は貴方を監視するし拘束する)
関連記事
スポンサーサイト



コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 

トラックバック