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株を保有している意味がある日は事実上2種類しかない

デイトレから永久保有まで、株式に対する投資家のアプローチは、時間の単位で比較しても秒単位から数十年まで、かなり開きがある

値動きは読めないので、ランダムウォークしているんだと言う人もいれば、トレンドはあるという人もいる

今回は株式を保有している意味のある日を考えてみたい

というのも株式はある種の目論見をもとに保有されるからだ


<大株主が動く時>

例えば大株主にとっては株式は保有資産の小分けパックだといえる
大株主から見れば株式市場は「手持ちの株を売って現金といつでも引き換えられる場所」であり「市場の流動性を得ることにより、株式の評価額が上がる場所」である


これは事実だが本当に儲かっている企業は株式を公開しない、例えばフォード・モーターが本当に強い時、フォードの株式はヘンリー・フォードに保有されていて、上場されたのは「相続のため」である、つまり切り分けた株券を売って相続税を払おうとしたのだ

フォード・モーターが成長していた間ヘンリー・フォードは、株式上場で、得られる上場時の上場益なんて欲しくもなく、
ウォール街からの指図も受けずに済んでいた

同じように超大型企業であっても、意図的に上場しない企業がある、なぜなら儲かる事業をしている企業の所有者は上場して資金調達する必要がないし、株式から得られる「返す必要のない資金」も必要ないからだ

非上場企業の大企業は穀物のカーギルや、アルコールのサントリー、日本の新聞社、農業機械のヤンマー、株式会社の形態を取らない生命保険会社などがある

ここで考えてみてほしいのは「本当に儲かっている企業は株式を公開しない」ということだ

証券会社の取引注意銘柄の一覧の但し書きにこういうことがないだろうか?

経営陣による株式非公開化
〇〇〇による買収のため非公開化
筆頭株主による非公開化
親会社による非公開化


これらはみな、大株主と経営者の考えた企業再編あるいは儲かる企業の私有化を意味している


つまり大株主と経営陣が株式を集めるということは一定の目論見があるからである

大株主と経営陣は「必要なら株式の公開を取りやめる」ということは大株主以外の株主にとって見ればいつ株式を保有するべきか?と考えてみてほしい

つまり公開企業の株式の株式は大株主の動向で価値は大きく変化してしまうのではないかということを考えてほしいのだ


大株主が、もしくは大株主になろうとするものが、動き出すようなときこそチャンスだといえると私は考えている


こういう時、私は中国北車について思い出す

中国北車(1299:HK)は、香港上場の(過去)鉄道関連企業で、同じく中国南車(1766:HK)とともに、中国の鉄道のインフラを製造していた企業である

この中国北車と中国南車は、合併して中国中車という巨大企業になったのだが、合併のニュースが流れた時以降、株価は暴騰した

中国北車2018年2月20日

これはつまり、合併するために中国南車が中国北車の株式を必要とした需給の変化によるものだ

しかも恐ろしいのはこの手の値動きはしばしば一日で三〇%動くことは普通で、すごい時には50〜60%も値動きしたりする、企業の持ってる資産や事業はそのままなのに、翌日には株価が数十パーセントも上がる、これこそ株式市場のすごいところだ

更に言えばこのような「買収」や「大株主の変更」はニュースで先取りされることがある

つまり、先取り報道で少し株価が上がり、本報道で、ガク上げするのだ

アマゾンが買収したホールフーズマーケットもその例で当てはまり、Bloombergのニュースを見てからでも、十分市場平均を大いに上回る利益を上げることができた銘柄だ


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アマゾンホールフーズ2018年2月20日

米アマゾン、ホールフーズ買収を昨秋検討していた-関係者
Spencer Soper、Craig Giammona
2017年4月12日 12:35 JST

米アマゾン・ドット・コムは昨年秋に米ホールフーズ・マーケットの買収を検討したが、実際には動かなかった。事情に詳しい関係者が明らかにした。アマゾンはホールフーズの買い手候補と考えられている。

  非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、アマゾンはホールフーズ買収が食料品販売ビジネスの活性化に役立つか検討したという。

  ホールフーズは以前から買収の標的と見なされてきたが、アクティビスト(物言う投資家)として知られる米ジャナ・パートナーズが株式を取得し、身売りの可能性を検討するよう促したことが今週明らかになり、観測が再燃した。アマゾンの担当者はコメントを控えている。

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大株主以外の株主にとっては株式は「大株主が動く時」が保有すべきタイミングの最たるものであるといえる



そして、二つ目は「配当金の権利の確定日」だ

なお、しばしば忘れがちなのが、権利付き最終日で実際の配当金の権利確定日の前のこの日までに株式を保有していないと、配当金は得られない


配当金は不安定な株式市場でのほぼ唯一の「確定したキャッシュフロー」だ

こまめに業績を調べておけばまず、間違いなく受け取れる

とは言え配当金は実際にはリスクに対する見返りであるので、「おっしゃ!この株配当利回り5%じゃん!」と浮かれて長期保有しても実際には値動きが激しすぎて、心臓に悪かったり実際に含み損を抱えることや、配当の減額が起きたり、なかなか肝を冷やすものだ

更に言えば、配当金は権利付き最終日までに保有していればいいという性質があり、一年間持っていないといけないというルールはない、ということは売り買いを頻繁にして配当金受け取りをしまくればいいんじゃないかと思うのだが「配当落ち」というものがあり、みんな同じことを考えているものだ

なかなか難しい

以上の2つが「株式を保有している意味がある日」だと私は考えている

もちろん、完全無欠のテクニカル分析の技術を持っているのであれば、毎日が意味がある日なのだがww
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