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口座維持手数料導入で日本人のタンス預金は加速する

数日前だが、口座維持手数料の導入をメガバンク上位3行が検討していることが明らかになった

私はこれは「日本人の一億総中流意識時代の終焉」を意味すると位置づけたい

HSBCやシティバンクなどの海外の銀行の口座は維持にお金がかかるというのは、
一度でも海外口座開設を検討した投資家には当然の知識かも知れないが、
国内の多くの人たちには驚きの海外常識だろう

海外の銀行は日本の銀行よりも利益率が高い

それは単に効率化とか、サービスの提供で得られた利益ではなく、口座所有者から事あるごとに、
徴収した手数料のおかげでもあるのだ

日本ではこれまで、均一的な金融資産を持つ日本国民のために、口座維持手数料をある意味「サービス」として、
無料で銀行は提供してきた

しかし、日本人の貧困化のせいで地方からは金融機関が減少していく一方で、
地方の信用金庫、地方銀行、そして農協などは我先に過疎地から引き上げるのを、もう10年以上前からやっていて
全国一律の金融サービスを提供してくれるのは「郵便局」だけになっている地域も多く

離島などでは事実上「郵便局」だけが金融機関の場合が普通だ

しかし郵便局も安泰でなく、離島であっても今後はおそらく閉鎖が相次ぐはずだから、
日本人の金融機関へのアクセスはかなり不便になっていくはずだ

今回の都市銀行3行の口座維持手数料有料化は、明らかに波及していく減少で、
地方銀行は追従するはずだ

そうなったとき貧困のペナルティについて考える必要がある

つまり、収入が低く銀行の要求する水準の預金を常に銀行に入れて置けない人は口座を持つことができなくなる可能性があるというわけだ

例えば年金生活に入った国民年金の老人
地方の低い賃金水準ではたらく派遣社員
アルバイトで生活している人

などだ

こういう人たちは口座を失う可能性が高い

そして、賃金の手渡しを要求し始めるかもしれないw

あるいは口座維持手数料を払いたくなくてタンス預金を始めるかもしれない

するとどうなるか、銀行券が不足する

市中で流通する銀行券をタンス預金すると流通する銀行券が家庭で退蔵される

すると貨幣の流通速度が落ちる

貨幣の流通速度はいうなれば世の中の現金の在庫回転率みたいなもので、
どれだけ早く取引されるかと言う指標だ

発行済銀行券の内の多くが家庭内で保管されれば、貨幣の流通速度は遅くなる

遅くなるということは・・・・そう、おわかりの通り企業の売上高が上がらないから経済規模が縮小する

つまりデフレになる

つまり金融機関への気軽なアクセスが出来なければ、デフレになっていく

となれば今ですらデフレなのにさらにデフレになる

お金の在庫回転率が低下するからだ

マイナス金利で経済対策のつもりかもしれないが、さらなるデフレのトリガーを引く可能性があるこの口座維持手数料の導入、正直怖い

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