FC2ブログ
 

<米国株アメリカ株テクニカル分析ブログ>ソシアルアドバンテージ 香港株、米国株、運輸株、エリオット波動、乃木坂、北野日奈子、九州のブログ

アベノミクス じゃ最先端産業は生まれない

金融緩和でしかなかったアベノミクス


統計偽装により、嘘はバレた


それと同時に気がかりなのは、安倍政権のあいだに、結局日本は最先端の産業を育成することができなかったということだ


金融緩和の効果が問題なのは、金利が低くなっても融資の基準は変わらないという点だ

結局は融資を受けられるかいなかは事業の採算性に他ならない

極端な話、日本では最先端の製品よりも和菓子の方が融資を受けやすい

なぜなら、和菓子がこれまで年に何百万円売れているかわかれば、来年も同じくらい売れるであろうことは予想できるし、予測と実測の間の差には大きなハズレはないはずだ




しかし、最先端の製品では、果たしていくら売れるのか?というかそもそも売れるものなのか?ということすら、誰にもわからない

銀行の人、どころか経営者にすらである


例えば半導体を作るのに必要な露光装置というものがある(工作機械である)

これはつまり半導体に回路を焼き付ける装置なのだが、1台につき50億円以上もする
しかも露光装置の製品である半導体は技術トレンドの変化や好景気不景気で需要は大きく変動する

今日本では、ニコンとキャノンが半導体製造装置の露光装置を作る能力があるのだが、その露光装置の2年後3年後の売れ行きを予測するのは誰にとってもかなり難しいと言える

なぜなら、ある一人の天才の発明により、今までの技術が衰退する怖れがあるからだ

技術トレンドでは、例えばカメラの世界で言えば、Kodak社は自分たちでデジタルカメラを発明したにも関わらず、フィルムの販売と現像で儲けることに固執したため、自分たちの発明したデジタルカメラによって破産することになってしまったほどだ

またフロッピーディスクやMOディスク、MDも絶滅危機な商品である

好景気不景気で言えば、大規模な固定資産を必要とする製鉄所や製紙工場は好景気不景気の影響をまともに受けるため、アメリカでは不景気になると製鉄所の従業員はレイオフされてしまう
しかし好景気不景気は景気トレンドの知識に敏感な経営者であれば、先だって事業を再編成する事でダメージを減らすことができる

例えば去年の年末から今年に入りアメリカ企業も日本企業も希望退職の募集や部門の閉鎖による人員削減に手をつけたというニュースがBloombergやロイターで多く流れていて、これはおそらく企業経営者がリセッションを予想しているからであると思われる



でだ、つまり最先端の製品は技術トレンドも景気循環の影響も受けるため、誰にも見通しが立たない



だからお金を貸し出す方からすれば、最先端技術の塊よりも餡子の塊の和菓子の方がリスクが低い


和菓子屋が店舗を増やす方が半導体の製造ラインを増やすより安全なのだ




だから金融緩和をしても、アベノミクス では最先端の産業を育成することはできない


もっとリスクを引き受ける覚悟を持った資本を集める方法を考えて実行するべきだ



スポンサーサイト

高橋洋一という永久債を推奨した学者

21世紀の金融理論をリードする嘉悦大学の高橋洋一先生によれば(嘉悦大学?どこそれ埼玉?)、日本政府は国債を永久債として発行すると良いらしい

しかしながら、私は永久債を推奨するという考えには反対である


なぜなら永久債の構造には致命的な欠陥があり、その金利の支払い方が今の日本の社会構造には適していないからである


まず永久債とは何かというと、毎年毎年同じ金額を債券の所有者に支払い続けて、元本は返済しないというものである

永久債では元本の返済がないため、デフォルトしにくいというメリットがある

しかし、問題はある

なぜなら永久債を発行すれば永久債はだんだんインフレによって価値を失っていくと考えられるため時代の経過とともに永久債は理論上は額面の価値を減らしていく

つまり永久債の金利以上に時々インフレになるから金利の支払いも苦で無くなっていくわけだ

しかしながら現在のところ日本は今後数十年間は人口減少社会となることが確定しているためインフレは起きにくいと考えられるし、何より人口が毎年40万人くらいずつ減るため、永久債の利払いは一定であってもそれを払う日本国民の方が減って行く


すると永久債の利払い総額は変わらなくても生きていて納税する日本人一人当たりの利払い金額は増加していく


たとえば2000人の従業員のいる会社で10億円借り入れをしても返せる見込みがあるが、従業員が毎年毎年2%ずつ減っていくと残された従業員の負担は増える


日本政府が仮に永久債を発行すれば同じようなことが起きる



つまり伸び盛りの国なら永久債は理論上有利だが、人口減少社会の日本では永久債は構造上不利なのだ


しかも財政規律のイカれた日本政府が永久債など手に入れた日にはギャンブル依存の人にお金の管理を任せるようなことになりかねない

私としては永久債はやめとけと考えている

駆け込みIPOが多いしそろそろ株式市場も天井かなぁ

ウーバーのIPOを前にして、同業者のリフトが先に株式市場に上場した

しかし今のところ株価はあんまり上手くいっていない

このままじゃリフト株は50ドルを割りそうな感じだ(ウーバーは上場初値を割った)


IPO時の売り出し価格は上場を希望する会社と株式を売りさばく上場手続きを担当する証券会社が株式の需給を見ながら決めるわけで、例えば上場する会社が大注目されていれば株式を高値でたくさん売りさばけるし、証券会社の株式を売りさばく能力が高くてもIPOの価格を高く売りさばくことができる

また、逆に売り出す浮動株を少なく絞れば供給が少ないため既存の株主の株式は割高な株価になる

IPOでは既存の株主の利益を最大化することが大事であり、IPO直後に株価が上昇してもその後下げるのは上場直後の熱気が冷めて適正価格に株価が戻っていくためだ


そのため証券会社が有能な国であるアメリカの株式はIPO直後に買うと損をしやすい


つまり証券会社が有能なので適正価格よりも高く株式を売りさばく能力を持っていて市場に出た時点で割高なのだ


逆に中華人民共和国やアジアの新興国は証券会社の株式を売りさばく能力が低いためIPO後に株価が上がりやすいと言われている


これは少しIPO価格の水準を割安にして機関投資家に株式を買ってもらうという動機があるからだ


で、今アメリカでは未上場だった企業がIPOに駆け込んでいて、ピンタレストのようなウェブ企業からリーバイスのような古い企業、シャオミ、エアビーアンドビーなどがIPOを目指している


私はおそらくアメリカの強気相場は終わると見ている(ただ以前読んだエリオット波動の本によれば恐ろしい強気相場が継続する恐れもあるらしい)


駆け込みIPO、これはつまり現在の強気相場の割高な評価の株価で未上場の株式を売りさばこうとしていると言うわけだ



現段階で駆け込みIPOが多いのはアメリカの証券会社がIPOを未上場の企業に新規上場を促しているのは今の株式市場が割高であり今ならまだ実力以上の株価で株式を売りさばけると考えているからだと思う


これまで未公開の時価総額の大きい企業をユニコーンと称してもてはやしてきたが、物語の中のユニコーンが空想の世界の動物であるように、ユニコーン企業も強気相場の幻想の中にのみ生きられる儚い生き物なのかもしれない

ホリエモンとイーロンマスクとひろゆきの違い

人間の社会にはその時々で軍事や政治や経済で勢いに乗っている人が現れる
海外であったらジュリアスシーザー、ナポレオン、始皇帝、メフメト2世、チンギスハン、アレクサンダー大王、ダレイオス大王、ロックフェラー、日本だと豊臣秀吉などだ

勢いに乗っている人はただ一人の人間であるにもかかわらず、一つの軍団よりも大きな影響力を持っていてそれを行使する

勢いに乗っている人はまるで何らかの神か天使か悪魔に力を与えられているかのように時代の流れの中心にいて、周りの人たちあるいは国はそれに対応することになる


例えばAmazonのジェフベゾスは今やアフリカの国の国家予算よりも多額の資産を持っているし、ロックフェラーは歴史上最も裕福であったと言われている
またナポレオンはフランス対フランス以外のヨーロッパを相手に回して戦った

勢いに乗っている人は時代の流れに乗っているだけあって、まるで1人対世界のような図式に見えることがある


例えばアメリカ政府の年間予算は石油産業を支配するジョンロックフェラーのスタンダード石油の年間予算よりも小さかったほどだ


IT企業全盛の現代、GAFAと呼ばれるグーグルアップルフェイスブックアマゾンは世界の並の政府よりも力があり、まさに時代の流れの中心にいると言える




さて、今、アメリカで最も有名な起業家の1人で、時代の流れの中心にいる男の1人であるイーロンマスクが一体どれくらいニュースで取り上げられているかご存知だろうか?


私の調べた範囲では過去1ヶ月で100件以上も取り上げられている


その中には

イーロンマスクが履いていたスニーカーの限定販売
テスラの株価に対する否定
地下トンネルを使った高速輸送システム
イーロンマスクがラップを披露

などがある

メディアはよってたかってイーロンマスクについて記事を書いているわけだ

まさに時代の流れの中心にイーロンマスクはいる


私はよく面白いニュースを見るために5chのまとめサイトを見るのだが、そういうサイトでホリエモンや2ch創立者のひろゆきが、批評家みたいになって感想を述べているのを見てしまうとがっかりする




なぜならかつてホリエモンもひろゆきも時代の流れの中心にいた時期があったからだ


しかし今や2人ともどう見てもオワコンであり、昔培ったネームバリューでメディアに出たりツイッターで、他人や他人のすることについて批評して批評家のように振る舞うのを見ていると

あ、こいつら終わったな


と感じてしまう


時代の流れの中心にいるイーロンマスクは単にツイッターのプロフィール欄を書き換えただけでニュースになってしまうのだが、今やホリエモンやひろゆきの言うことに興味を払うのは古参の2ちゃんねらーくらいで一般人は誰も興味を払わない


イーロンマスクがすごいのは、実行力であり批評する能力ではない

もしニュース記事の内容が正確ならテスラの株価は50ドル以下のはずだしイーロンマスクはテスラを破産させているはずだ

でもそうなっていない


イーロンマスクはウォールストリートジャーナルやニューヨークタイムズ、ブルームバーグ、ロイターに罵られ否定され続けているのにそれを乗り越え続けているのだ

資金を調達する能力がヤバすぎる

IT企業に行き詰まりプロ野球球団やフジテレビを買おうとしたホリエモンや2chを取り上げられてフランスに逃げて2ch.netとかいうバッタもんを作ったひろゆきとは全然違う

あとホリエモンチャンネルと称して小銭目当ての動画やアベマTVに出てくるというのはいかがなもんかと思う



ヘンリーフォード、ジョンロックフェラー、アレクサンダー大王のように時代の流れの中心にいる人はわき目を振らないという共通点がある


例えばヘンリーフォードは黒色のT型フォードだけを安く素早く作り続けるというただ一つのことで金持ちになったし、ロックフェラーも石油産業を支配するという目的に向けて突き進んだ、また、アレクサンダー大王は世界の果てに行くという目的によりマケドニアからインドまで進軍し、ついに彼の部下たちがインドのバンジャブ地方で「このままじゃ故郷に帰れない」と感じるまでその戦いを続けた


決して「フジテレビ買おう」などと言いださなかった


時代の流れの中心にいる人は世界を敵に回すことができる

しかし、今や地に落ちた偶像であるホリエモンもひろゆきも、私は見たくない

上念司あっさり論破される

経済評論家の上念司や有名な経済評論家である高橋洋一氏が主張している現代金融理論がまたも論破されてしまった

ブルームバーグより
フリーランチはない-現代金融理論巡りIMFチーフエコノミスト指摘
Andrew Mayeda、Katia Dmitrieva
2019年4月10日 11:55 JST
国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミスト、ギータ・ゴピナート氏が「現代金融理論(MMT)」の信奉者に伝えたいのは、フリーランチを期待するなというメッセージだ。

  ゴピナート氏は9日、世界経済見通し(WEO)の発表を受けてワシントンで記者会見し、「財政政策は当局者にとって極めて重要な政策手段の一部だ」と指摘。その上で、「そうは言ってもフリーランチはない。各国が支出できる規模には限界がある」と語った。



現代金融理論の肝は「政府は中央銀行に国債を買い取らせることで無限大に資金を調達でき、しかも債務不履行になることはない」というものなのだが、これまでウォーレン・バフェット、FRB議長、世界最大の資産運用会社の社長などによって否定されてきた


これまで金融商品の世界ではコンスタントアモチゼーションモーゲージ(元利金等返済)、デリバティブ商品、ブルベアファンド、サブプライムローン、ジャンクボンドなどいろいろなものが創造されてきたが、MMT理論のようにみんなから否定されるというのは珍しい


なぜなら、金融商品は作り出したあとで致命的な欠陥がわかっても、儲かる間はその欠点からみんな目をそらして、その恩恵にあずかろうとするので、その金融商品を批判する人が現れても、みんな簡単にはその商品から手を引かないのだ


例えばサブプライムローン問題では、信用力が低い人へ貸し出されたモーゲージローン(家を買うための住宅ローン)をいくつも束ねてローン債権にした(サブプライムローン)証券は本質的には「貧乏な人への貸出を束ねただけの証券」なのに、日本の銀行もたくさん買っていた


なぜなら、サブプライムローンの証券は利回りが高かったので、うまく言っている間はみんなリスクから目をそらしていたしスタンダード・アンド・プアーズもムーディーズも格付けをあげていたのだ


金融商品ではこのように儲かると言われると、みんなよってきてうまく行っている間は欠陥から簡単に目をそらしてしまう


高橋洋一や上念司の提唱するMMT理論によれば、政府は支出をもっと増やせるということで、金融機関にとってはこの間違った理屈が広まることはトリクルダウン理論のように都合がいいはずなのだが、FRB議長もIMFのチーフエコノミストも反対する


もしかするとMMT理論は良くない理論なのだろうか?


以下は推薦図書です





エリオット波動入門 (ウィザードブックシリーズ) 単行本 – 2009/8/5
ロバート・R・プレクター・ジュニア (著)
新品
¥ 6,264
ポイント: 188pt (3%)




ファイナンシャル・マネジメント 改訂3版---企業財務の理論と実践 ハードカバー – 2015/2/27
ロバート・C・ヒギンズ (著), グロービス経営大学院 (翻訳)
¥ 4,752
ポイント: 143pt (3%)



フィボナッチトレーディング (ウィザードブックシリーズ) 単行本 – 2010/2/12
キャロリン・ボロディン (著), 長尾慎太郎 (監修), 山口雅裕 (翻訳)

新品
¥ 6,264
ポイント: 188pt (3%)